TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

『断捨離』、いや私的には『身辺生前整理』

定年を契機に断捨離をしようと考えた私。
しかしその前に、そもそも断捨離とは何ぞや、と思いネットを検索しました。
すると『断捨離』は山下英子氏の登録商標だそうである。
登録商標であるならば、こうしてブログで使うのもまずいよなぁ。とさらに調べると、断捨離の由来はヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
 断:入ってくるいらない物を断つ。
 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
 離:物への執着から離れる。
とある。(Wikipedia)こちら

ん?自分がやりたいと考えていることとちょっと違うかな。
私がやろうとしていることは、私がこの世から去った時、残された人たちが私の残したものを片付けるという労をかけたくないため、身の回りを整理し不要なものを処分することである。
つまり遺品整理を生前にやっておこう、という考えです。

私の父が亡くなった後、私の母が亡くなった後、と、私は2回遺品整理に携わった経験があります。故人の品々はどれもこれも故人の思いが詰まっているようで捨てるに忍びなく、処分するにはずいぶん決心がいるものでしたし、結局捨てられずに今尚残したままになっているものもあります。

このような苦労を残された人々にかけたくない、そう私は考えているのです。

私だけの思い出の品はすべて処分しようと私は思っています。
私が亡くなるまでに必要なもの、と、私と妻、私と家族、に必要なもの、だけを選別して残し、それ以外はすべて処分するつもりです。
それは「断捨離」ではなく、敢えて言うならば『身辺生前整理』。ですね。

・・

で、また『生前整理』についてネットで検索。
すると、『遺品整理士』なる資格を持った方々の存在を知りました。こちら
これ読みながら、「お、なんかとっても興味がある!」と感じている私がいます。

(『生前整理』をしながら『遺品整理士』の勉強をしようかなぁ・・。)

(ていうか、FPの勉強が先だろが!・・ぜんぜん捗ってないし苦笑)

還暦原点考察3~『青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。』~

先日こちら記しましたが、長い休みにある私は、日中、ふっと、いろいろ考え、いろいろ思い出します。
それは、考えては消え、思い出しては消え、、と刹那的なものです。なので、書き残しておかないと二度と思い出さないかもしれない。それはもったいない。。
と考え、今日もふっと思い出したことを書き残します。(消えゆく記憶メモ)

・・

青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ
 俗卑と凡雑と低吝とのいやしくもこれに入り込むことを拒み、
 その想いを偉いならしめ、その夢を清らかしめよ。
 夢見ることを止めた時、その人の青春は終わるのだ。』
 ~倉田百三『愛と認識との出発』より~

遠い記憶を思い出した。
哲学科の学生であった私は倉田百三のこの言葉に触れ、放蕩をしていた私の魂は根底から揺るがされ、青春を如何に生きるか、真摯に向き合う契機を得たのであった。

私は本棚より古い文庫本を引っ張り出してきた。
表紙はぼろぼろ、黄ばんで変色した本を開くと、40年も昔の私が引いた傍線と書き込みが多数見られた。
食い入るように私はそれらを読んだ。青春の頃の私を彷彿した。
そして今の私を考えた。
還暦の私。

(思えば年を喰ったものだ。)

私は60年も生きてきた。
されど、疾うに「夢」は失せ、もはや私の青春は終わって久しい。

『青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。』
『夢見ることを止めた時、その人の青春は終わるのだ。』

還暦原点をして私は再び青春の頃に戻って新しい頁を開こうとする。
であるならば、この言葉の「青春」を「茜秋」に置き換えて、私は今一度この言葉の意味を噛み締めるべきだ

『茜秋は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。』
『夢見ることを止めた時、その人の茜秋は終わるのだ。』

60年生きてきた私に残された時間は20才の頃より格段に短い。
父は59で死に、母は76で亡くなった。
前職の先輩は61でこの世を去った。
我が人生はいつ終わるかしれぬ。

茜秋時代は青春時代よりも明らかに短い。
私に残された時間は僅かかもしれない。
宝石の如くにしてそれを惜しみ、夢を見て、私は生きよう。

定年の日まであと40日。Note(送別会など)

近況忘備。

先週金曜日(19日)に会社で私の送別会を行ってくださいました。主催は埼玉県にある支店の方々ですが、本店の担当役員が私と所縁がある方にお声をかけてくださって、総勢38人もの方々がお集まりになってくださいました。本部長・支店長クラスの方も何人も出席してくださって、会社の行事かと思われるような、盛大な送別会となりました。

約19年前、繊維系の会社からこの会社に転職してきたときには、誰一人知っている方もおらず、たったひとり、未知なる業界に飛び込んできた私でした。その当時、私の定年の送別会に、これほどの人々がお集まりになって盛大に別れを惜しんでくださる、そんなことは夢にも思えませんでしたことです。それが、今日(こんにち)、このような大人数が集まっていただいて、みな優しく懐かしくお送りいただける、この会社で過ごした期間が私の人生の中でどれだけ有意義であったかを物語っているかと感じ入ったものです。
ありがとうございます。みなさん、本当にありがとうございました。一言二言で感謝の意を表しきれない、心からの感謝をどうお伝えしたらよいのでしょう。
本当に本当に本当にありがとうございました。

昨年夏来、酒を飲めない体の異常が続いていたため、アルコールはしばらくひかえてきていたのですが、この日ばかりはそうも言ってられませんので、たくさんの方が入れ代わり立ち代わり私に注ぎに来てくださるまま、ぐいぐいと速いピッチで酒を飲み、私は早々に酔っぱらってしまいました。
途中から酩酊して不覚にもほとんど覚えていない。(失礼しました)

挨拶をして、記念品をいただいて、記念写真を撮って、、握手したり、抱擁したり、2次会行って、歌も歌って、、

記念品として頂いたカメラにたくさん写真が写されていました。みんないい写真。
記憶に残っていない部分まで切り取って残していただいており、ありがたいです。
これらの写真こそが、私の一番の記念となります。
発案者、誰かな?粋な計らい、ありがとうございました。

家にたどり着いたのは午前3時過ぎ。
昨日は完全な二日酔いでした。汗

・・

話は前後しますが、金曜日午前中はジムにも行ってきました。
ジムに行くのは生まれて初めて。
かなり憂鬱だったのですが、係の人が丁寧にいろいろ説明してくださって、
これやりましょう、これもやりましょうと親切にご指導もしてくださり、割と好印象を持って終えました。

・・

今日は鴨川まで娘のサッカーの試合を観戦しに行ってきました。
試合は負けましたが、久しぶりにピッチを駆け回る娘の姿を見れました。
試合後少し話せました。元気そうでよかったです。

帰りは事故があって大渋滞。
一日がかりの遠出となってしまいました。

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管理業務主任者証が届きました。

そうこうしているうちに管理業務主任者証が届きました。

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これまで届いた各種の登録証の中で一番ペラペラで安っぽい。苦笑
国家資格なのにね。ありがたみが薄いです。

でもま、これで昨年来チャレンジしてきた一連の資格試験もひと段落です。
やれやれという気分です。

・・

近況忘備。
明日夜、会社の有志が定年退職する私の送別会を開いてくださるということで、2時間近くかけて支店のある埼玉県某市に出かけてきます。有休に入ってたった九日ですが、会社の仲間と顔を合わすのがずいぶんと久しぶりな気がします。

なんでも30人以上も集まってくれてるみたい。みんな忙しい中なのに・・、私ごときのために申し訳ない気でいっぱいになります。ありがたいことです。


午前中はジムに行ってみる予定。
初めてなので・・
なんとなく憂鬱な私です。

『人生の切り口はいくらでもある。』

私が41才の時転職先に迷ったとき、その当時の先輩が教えてくれた言葉。

人生の切り口はいくらでもある。

ググってみても思ったような検索にヒットしないので、その先輩のオリジナルかもしれません。
が、今尚、人生訓として私の根底に息づいている言葉です。

先輩曰く、
「人生の切り口はいくらでもある。というのはね、
 木を切るのと同じだよ。
 木は切れる部分ではすっと切れる。切れない部分でいくら鋸を引いても切れない。
 切れないと思ったらさっさと違う切り口を探すがいい。
 切れそうなら切る努力を続けるがいい。

 人生は一度きりだ。
 まずはやってみる。
 あれこれ考えずにやってみて
 ダメならさっさと違う道を探せばいいんだ。

 人生の切り口はいくらでもある。

この言葉、以前こちらで記した、『迷い道は~』にもリンクしますよね。
まずやってみること、やってみてから考える、は私の信条になっています。

・・

何故突然こんなことを書くかというと、先週最終出勤日(こちら)を終え、長い有休期間に入って早一週間。ありがたいことに自分の時間が増えましたため、日中、ふっと、いろいろ考え、いろいろ思い出します。
それは、考えては消え、思い出しては消え、、と刹那的なものです。なので、書き残しておかないと二度と思い出さないかもしれない。それはもったいない。。と考えたから。(理由はそれだけです)

・・

近況忘備。
今日は午後よりジムの見学に行ってきました。
20代の頃に戻って再出発、と精神論をぶち上げても、体が動かなくちゃなぁと思い考えての行動です。
で、見学してそのまま申し込んじゃったのですけど。汗

なんでもキャンペーンで事務手数料+4月5月分がなんと「1000円」と言われて、ほいほいと申し込んでしまいました。
入会する決心をしたあと、このキャンペーン価格は「来年の2月までの在籍が条件」と説明され、(早まったか)とも思いましたが。苦笑

実はこうした施設(ジム)に行くことって初体験です。
これまで長距離通勤していたので、ジムなど通う時間はありませんでしたし、そもそもここ何十年も運動なんてしたことがありません。
場違いな雰囲気たっぷりのなか、ちゃんとやっていけるかなぁ。(不安)

ま、いっか、「まずやってみること、やってみてから考える」でいきます。笑

 

住宅ローンアドバイザー登録証が届きました。

本日住宅ローンアドバイザーの登録証が届きました。

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申し込んだのが3/20(こちら)でしたから、およそ4週間で届きました。
資格取得に関しての手続きで残っているのは同じ日に申し込んだ管理業務主任者証の到着だけですね。いろんなことが長く続いております。

・・

今日はまた宅配で頼んだ外貨が届きました。

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ユーロとスイスフラン。
ユーロは10万円くらい両替しました。
(スイスは日帰り予定なので1万円程度)

しかしま、宅配で両替できるんですから、便利になったものです。
その昔、イタリアに仕事で行っていたころはリラだったんですよね。
当時のリラが少し残っているのだけれど使えないかなぁ。(使えるわけない)

イタリア旅行まであと2週間程となっています。
準備もいろいろしてきましたが、それについてはまた別記事でUP予定です。

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還暦原点考察2~還暦原点とは~

『還暦原点』とは私が私に説く私の新しい物語、その出発の原点を言う。
私はプロローグ(こちら)で記した通り、私のもう一つの物語、内容が違った新編を、「時計の針を40年近く戻し、22才の大学卒業くらいまで戻して始める」とした。
そして還暦の「原点」は、学生の頃読んだ高野悦子の「二十歳の原点」に由来する。

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である

彼女の言葉は、還暦を迎える私にあっても、今なお響く。

 旅に出よう
 テントとシュラフの入ったザックをしょい
 ポケットには一箱の煙草と笛をもち
 旅に出よう

 出発の日は雨がよい
 霧のようにやわらかい春の雨の日がよい
 萌え出でた若芽がしっかりとぬれながら

 ~
 (詩:高野悦子)

なんと純粋で無垢で清廉な詩。
私にも過去にこうした時代があったのだ。
私の青春の頃。

「茜秋時代」を生きる私は、この青春の頃の私に立ち戻り「旅立ち」たい。
それが故、『還暦原点』とは、私の青春を茜秋と置き換えての旅立ちの原点、と位置付けるのである。

・・

近況忘備。
今日は年金事務所に行ってきました。
(本で得られる知識でも現場に足を運んで確認する主義の私です)笑

結果。
「働かなくては立ち行かなくなる」ことを現実に再認識しました。
(分かってはいましたが)汗