TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

スーパームーン

今夜はスーパームーン。
8時ごろ我が家の窓から見えた月。

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月に願いを。

世界よ、こころひとつになるときは今。

・・

人類は現代にいたるまで幾多の困難を乗り越えてきました。
悠久の歴史において今の自粛期間などほんのちょっとの我慢です。
皆でこころひとつにこの危機を乗り切りたいものです。

TVでは緊急事態宣言が遅いの早いの喧しいが国民ひとり一人がなすべきことは1か月前から求められてます。

 みなさん

個々人の自粛は、保健行政から強制されたから「自粛する」のではなく、一人一人が責任を持ち自ら発する行動を求められています。
たしかに辛いでしょう。
けれど今は痛みを皆で受け止め、各個人に委ねられている責任を果たしましょう。

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再雇用辞退し定年退職して10ヵ月。流浪の日々の終わり。

再雇用辞退し60歳で定年退職して10ヵ月。
昨年4/10より5/末までの有給休暇を含めると約1年。
今日で無職、流浪の日々が終わる。

明日4/1より就職いたします。

・・

コメント欄で触れましたが、現時点での私の心境として、定年で再雇用辞退し長年のしがらみを断って新しい道を模索することは、60歳定年時の選択肢としては「あり」だと確信するに至っております。
1年間の無職の生活は私のこれまでの人生の振り返りとこの先の人生を考える貴重な時間となり、心身ともにリフレッシュでき、ブラッシュアップされ、たっぷりと養分を蓄え次の目的地まで飛び立つ心の準備ができました。

仮に元居た会社に再雇用していただき今も勤めていたら、たぶん、私は終わってゆく自分しか見えなかったかと思います。
契約社員となり収入ががた減りし、仕事へのやる気も萎え、今頃は65歳まで指折り数え、リタイア後の年金生活の絵を描いて過ごしていたかもしれません。

・・

人生100年時代、なんてFPの商売ネタでしかない(と思う)。
「健康寿命」は2016年時点で女性は74.79歳、男性は72.14歳(厚生労働省)。
60歳の私にとって「健康」で「自立」して生きられるのはあと12年しか残されていない可能性もある(とリスク管理をする)。

私の父は59歳で他界しました。
私はあと何年生きるのでしょう。
明日新型コロナウイルスにかかって3週間後息を引き取ることもあり得ます。

残り少ない元気な今は私にとってとてもとても貴重な時であって、それをずるずると流されるように過ごすのではなく、こうして一度スパッと流れを切り1年無職で過ごした結果、この先の人生へ前を向いて踏み出すこととなり得たことは、私の人生にとって掛け替えのない宝石のようなきらめいた日々を過ごしていた1年であった、とそう思うのです。

それがゆえ、定年で再雇用辞退し長年のしがらみを断って新しい道を模索することは、60歳定年時の選択肢としては「あり」だと確信するに至っております。

・・

なお、こうした日々を送れたのは、幸いにも無職1年のうち11ヵ月近く何らかに「有給」であったことに助けられてのことであります。

50日近いながい有休を得られたこと。これは退職した会社がしっかりとした雇用制度を保っているからこそできたことです。ありがたいことです。

そして失業保険。法定であった120日に加えて、職業訓練期間3ヵ月延長され、さらに職業訓練後1ヶ月延長。約9カ月失業手当をいただきました。本当に我が国の社会保険制度はありがたいものです。

さらに確定申告による税金の還付。
もちろんこれは余分に源泉徴収されたものが還ってきただけですが、それにしても19万近く遅滞なく振り込まれました。当たり前のことなんでしょうけど、サラリーマンだった私にとっては「ホントに?」と素直にありがたかったです。

出費ももちろん大ございました。
住民税、任意継続した健康保険料、妻の国民年金保険料、ざっくり140万円ほど。失業保険と行って来いって感じでした。生活費は貯えを切り崩して賄いました。

それでも、得難い時間を得た、宝石のごとく掛け替えのない貴重な時間を得た、ことに感謝の念しか浮かびません。

誰に?
世の中に、です。

・・

足元はコロナで渦巻いています。
私が最終的にたどり着く先はどこだかいまだ見えません。
けれど私は大空へ飛び立ち心の指し示す先に進む。

まるで渡り鳥のように。
行ってきます。

・・

からすなぜなくの、からすのかって、でしょ・・


志村けんさん。ご冥福をお祈りします。

世界よ、こころひとつになるときは今。

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再就職の日まであと3日。正直な気持ち Note

1年近く職に就いていなかった私。
再就職を前にして正直な気持ち、淋しさが募るばかりであります。
学生時代の、夏休みが終わってゆく頃に感じた淋しさに似ています。

あーあ、休み、終わっちゃうんだ・・。

これが正直な気持ちです。

その気持ちを正直に記しておこうと思って備忘記録。笑

・・

再就職先での職務内容は不動産に関わる相談の応対が主である。
民間企業ではなく行政の窓口。
宅建士としての資格を活かした仕事。

私にとっては大きな転身である。
大卒後38年余り営業職にずっと従事してきた私。
その私が60歳にして営業ではなく公務(に近い)職に就くのである。

私の物語は思わぬ展開となったものだ。(と思う)

・・

もしシニア起業に踏み切っていたら・・
昨今のコロナ自粛の状況下、早々に難局を迎えていたかもしれない。
ぎっりぎりすれすれに大きく舵をきって難を逃れたということか。

と考えると、私の振りだした賽の目はまんざら悪い目ではなかったようだ。

・・

ただ世界は最悪のシナリオを描いているようにも見える。
不特定の市民と交わる日々の窓口業務とか今後どうなるのだろう。
非常勤の嘱託職員という立場も弱い。

(これで就業の前にコロナの影響で内定取り消し、とかなったら笑う。)
(いや、笑い事ではない(です・・))

・・

(話は変わって)

今日も今日とて外出をひかえて妻とふたり自宅で過ごす。
私は静かに本を読み、勉強をし、メルカリ(笑)。
妻は家事を終えるとTVを見たり、スマホで知り合いとやり取りしたり。

ひっそりとしたものです。

・・

コロナとの戦いにおいて私なりにできる戦法は「防御」と心得る。
自らを守るためにコロナと戦うという意識があるので、自粛は決して辛いとは思わない。
感染しないように、感染者とならないように。

・・

そうこうしているうちに時計の針はどんどん進む。
行司が「かまえて」と一呼吸。
「待ったなし。」と言わんばかりに。

再就職の日まであと3日。

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再就職の日まであと5日。Note

いったんオーバーシュートしたら病床は足りなくなるって当初から専門家会議の方々から発せられていたし、だからこそ3月はじめから学校閉鎖など政府・行政が先手を打ち一定程度感染拡大が辛うじて抑えられてきたのに、今ごろになっても「病床がー」とか騒ぎ不安をあおるコメンテーターがいることを残念に思う。
「重症者診療で必要なのは根本的にはマンパワー。よく病床数不足が言われるが、病床だけ確保しても医療はまわらない。」(国際感染症センター長・大曲貴夫氏3/15日のツィート)

また日本はPCR検査数が少ない、検査をやれーとか今なお言っている人がいる。
この日本で「やる」となったらどうなるか、は、幾度も専門家より説明されている。
一気に多くの人が検査に向かう。感染者のうち80%は軽症という。医療従事者はその軽症者も含め応対に追われる。重症患者の診療に手が回らなくなる恐れが出てくる。

CNNを見ていると今のニューヨークに明日の東京が透けて見える。

・・

環境活動家のグレタさんまで感染の疑いとのニュースに驚く。
地球が、自然が、何かに怒っているのか。
人類の危機を感じてならない。

大げさだろうか。
考えすぎだろうか。
全世界の歴史的難局には違いない(と思う)。

・・

自然災害においては自らの身は自ら守るがセオリーである。
危機に直面したらまず「自助」しかない。
「公助」はどうしても後からの救いになる。

東京都の外出自粛要請に俄かに買いだめに動く人が多いことにびっくり。
昨年も台風などの自然災害にあれだけ見舞れた日本。
日ごろから備えをしていない人がまだいるのだと。

東日本大震災以来、我が家ではある程度の備蓄をしている。
(コメと水、梅干しがあればなんとかなる、という程度ですが。)
先入れ先出しで定期的に入れ替えている。
他人にそうせよとは言いません、でも、「自助」のため。

・・

近況備忘。

再就職を来週に控え自粛して部屋に籠っていることが多い。
事務能力を落とさないようExcel・Wordなどの基本を復習して過ごす。
あとメルカリ(笑)。


この週末、市民が行政の要請に応じれば首都圏の動きが止まる。
そのような状況下、私は来週水曜日から再就職をする。
これ以上状況が悪化しないよう祈るばかりである。

再就職の日まであと5日。

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現場で戦っている方々を思うと頭が下がる。

妻と二人、諸般のコロナ事情で自宅で過ごす日々。
私はあまりTVを見ないのですが、妻はやることを済ませるとTVをつける。
すると、あーだこーだといろいろ喧しい話が聞こえてくる。

どうもコメンテーター(という人たち)の偏った意見が多く聞こえる。
無責任に批判するだけの人たち。
聞いている時間が無駄に感じ不愉快になる。

なので、妻の許しを得られたら(汗)、CSにチャンネルを変えてもらう。
CSではBBC(英国)とかCNN(米国)とかCCTV(中国)とかの海外のNEWSが同時通訳で視聴できる。
で、新型コロナウイルスに対して各国の深刻な報道に直面する。

どうなんだろ、この世界と日本との温度差。

日本ではこの3連休に自粛要請を押し切って開催されたスポーツイベントがあるという。
開催するしないは立場によって賛否両論あるだろうが、ただこの時期に6000人超もの人が集まってしまった事態は感染予防としてよろしいことではない。
ミラノの人が聞いたら自殺行為だというに違いない。

「まさか自分が感染するなんて・・」と、そう思っていたことが間違いであった。
BBCを見ていて届くミラノの患者からの自戒の念。
まるで野戦病院の傷病者のような悲痛の声。

自粛することは、自衛なのだ。

・・

日本のTVでわーわー無責任に批判的に(全部とは言わぬ、一部の)コメンテーターが語り不毛にざっくりと時間が過ぎる一方、別次元で、実際に現場で見えない敵と向き合っている人たちはそれどろころじゃない。
行政の現場、医療の現場、教育の現場、生産の現場、流通の現場、販売の現場、金融、レジャー、旅客業、運輸業、貿易、の現場・・。必死に戦っていらっしゃる。
今まさに戦争のさ中。

現場で戦っている方々を思うと頭が下がる。

・・

こうした状況下、はたして私の再就職はどうなるのか?
どうなっちゃうんだろか。
一抹不安もよぎる。

再就職の日まであと8日。

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再就職の日まであと10日。Note

振り返れば昨年の今頃は定年の日を前にして慌ただしい日々を送っていた。
定年で退職することが正式に(社内的に)認められたのが去年の3/16日(こちら)。
この記事では定年の日まであと75日という境遇にいた私。

当時の私は朝5時半に起床、6時半ごろ家を出て、遠距離通勤し、8時半前に出勤。
帰りの時間は日によって違いますが、おおよそ21時前後~22時に帰宅。
それを毎日ほぼ繰り返しの日常を送っていた。

その後私は4/10(こちら)から有給休暇を取り5月末に定年退職、爾来今日まで(有休期間を含めると)1年近く職に就かず過ごしてきた。
残りの人生の再スタートを切る意味でこの1年は有意義であった(と思う)。
私の人生的に大きな節目となる価値ある1年となった(と思っている)。

念願の妻への感謝の旅(イタリア)を実現できた。
セミナーに参加し同年代の仲間と交わり視野も広められた。
再就職職業訓練制度を利用し学生以来の学校体験もできた。
知識・経験をブラッシュアップし、資格取得によりそれらの見える化をし得た。

何より60年の振り返りができた。
紆余曲折しながらもこれからの人生の構想を練れた。
その結果「別の物語」が始まる出発点に立てた。


私の残りの人生は終わってゆくのではなく、今まさにこれから始まってゆくのだ。
そう思うとワクワクします。

(再就職の日まであと10日。Note)


・・

近況備忘録をいくつか。

昨日は妻と二人で墓参りに行ってきました。
(以前の記事で触れていますが)私の父は59才で亡くなっています(母は76才)。
墓前で私が父の未知の年齢になり新しい一歩を踏み出すことを報告してきました。

帰りにウナギを食しました。
コロナ自粛で旅行を中止した分、ちょっぴり贅沢(してもいいでしょう)。

印旛沼 うな重

 

・・

(話はがらっと変わって昨夜の話)

(これも以前の記事で書いてますが)娘は故あって姫路に住んでおります。
姫路は兵庫。
兵庫県は新型コロナウイルスの感染者が多数発生している地域。

厚労省は、兵庫県では1人の感染者が平均してうつす人数が1を超えたと指摘。この3連休、大阪兵庫間での不要不急の行き来の自粛などの報道を耳にするにつけ、大いに心配になります。
心配しても何もすることができない、もどかしい。
思いめぐらし、事態が深刻化し外出禁止にでもなって娘が食うものに困らぬようにと、昨夜ネットで米とか野菜ジュースとかを娘あて慌ただしく注文した次第。

(やれやれ。)

・・手続き完了後、ひと段落してから、ん?と自問自答。

この行動って混乱または錯乱した心理状態になっていないか?

一昨日「緊張感をもって最悪の事態の準備をする必要性」を語っていた私。
その割にはなぁ。
子どものこととなると途端動揺し、場当たり的に行動している自分に気がついた。(←お恥ずかしい汗)

反省。
そして落ち着きます。

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対岸の火事ではない

オリンピックは中止か延期でしょうね。
IOCもJOCも、国も都も、世界も皆(言えないだけで)わかっているのでしょう。
中止か延期すべきことを。

少なくとも中止か延期か、そうなった時の想定と対処を検討しているはず。
でなければ危機管理が全くなっていない。

開催を強行して万が一にも感染者がでたら、と考えれば答えはすぐ出る(と思う)。
残念だけど仕方ない。

主催はIOC。
決定権はIOCにある。
日本としては苦しいところですね。

・・

新型コロナウイルスは世界に広がり、イタリア、フランス、ドイツ、アメリカなどG7各国のリーダーたちは戦争という言葉を使い緊急事態を宣言し社会経済が停滞しつつある。

世界が直面している事態は対岸の火事ではない。
我が国では安倍首相の英断で(批判は多くあったけれど)早々にイベント自粛、学校休校など、先手を打ってきたからこそ感染が辛うじて抑えられて一定程度持ちこたえているが、日本でもいつ火を噴くかわからない。
ひとたび火を噴いたらあーだこーだ言っている間もないであろう。

オーバーシュート、病院のベッド不足。
モノの生産の滞りによる先行きの見えない経済。
感染の広がりが辛うじて抑えられているうちに、国民ひとりひとりが緊張感をもって最悪の事態を想定して各自ができるリスク対処の準備をする必要性を感じる昨今です。

・・

そんな社会状況で私は再就職の日まであと12日。
流浪の日々も終わりつつあります。

明日は彼岸の中日。
お墓参りに行ってきます。
再就職の報告をしてくる予定。

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