TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

来年の今頃は。

昨年の今頃と今年とでは天国と地獄ほどの差があると書いたけれど。(こちら

来年の今頃は・・

 

来年の今頃は。
オリンピックが近づいてどこもかしこもお祭りムード、繁華街は大盛況、観光地も大賑わい、超大型GWウイークは国内旅行も海外旅行も過去最高、世界中から日本を訪れる人も過去最高、世界中の人がみんなみんな活気にあふれて、みーんな笑顔で、今が嘘のように過ごせていますように。


きっとそうなる。

そう信じて、だから今、がんばる。

・・

と妻に語り掛ける。
「そうね、」と妻。

新型コロナが収束したら○○しようね。
あれもしよう、これもしよう、あそこにでかけよう、あそこで食事しよう。
映画見に行こう、野球見に行こう、旅行もいこう、温泉街もいいな。

きっとね。

だから、いま、がんばろう。

・・

 

 

上を向いて、歩こう、なみだがこぼれないように

 

 


医療関係者のみなさま。ありがとうございます。

 

 

 

 


【春】上を向いて歩こう〜SING FOR HOPE プロジェクト [LOOK UP TO THE SKY (Sukiyaki)]

 

 

 

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昨年の今頃と今年とでは天国と地獄ほどの差がある。

今からちょうど1年前の今日4/17、初めてジムに行きました(こちら)。
その日は長い有休期間に入って一週間目、記述を読むとなんともおおらかな様子です。
まさか1年後新型コロナが流行しジムは休業を余儀なくされるなんて思いもよらぬことでした。

・・

定年退職が去年でなく今年であったら・・。
私の物語はまったく別のストーリーが描かれていたはずです。

自粛で私の送別会は開かれなかったでしょう。
ジムへの申し込みもできなかったでしょう。
イタリア旅行にも行けなかった。

そもそも定年再雇用辞退する選択はしなかったかもしれません。
しなっかった、というよりできなかったと思います。
職を失うリスクを考え会社にしがみついていたと思います。

緊急事態宣言の都市を2時間かけて通勤していた私。
今頃どうしていたことやら。

・・

回想から覚めて我に帰ると、一年たった今、私は新しい就職先で嘱託社員として働いている。
(働いているといっても緊急事態宣言を受けて出勤と在宅勤務を交互に繰り返しているので、今週は二日しか出勤していない。まだほとんど仕事らしい仕事もしていない(できない)のに、これでお給料をいただくのは申し訳ない気もしている。)

ただ家計的には救われた。
あのまま就職できずにこの緊急事態に突入していたと考えるとゾッとする。
以前書きました(こちら)が、教育関連施設でパートの仕事をしている妻は3月からずっと休みとなっている。そのため月10万ほどの妻のパート収入が3月4月とゼロになって一気に家計を逼迫している。もちろんパートなので保証もない。
この状況で今もなお私が無職無収入のままでいたら・・。
こうして定年後のもう一つの物語だのなんだのとのんきにブログなど書いていられなかったであろう。

なので政府決定の一律10万はありがたい。
1月失業保険が切れ2月3月と無職無収入であった私には心底ありがたい。
少なくとも3月4月の妻の収入減を補填できる。

与党も野党もつべこべ言わずすぐにお願いできたらありがたい。
一日でもはやく振り込んでもらえるとありがたい。
願わくば固定資産税の納期限の4月末までにいただけるとありがたい。

・・

考えてみれば(考えなくてもわかるが汗)60歳から65歳まで、つまり定年から年金受給までの期間って不安定な境遇だよなぁ。

再雇用辞退して就職活動すると限られた職種しかないし。
再雇用されるにしてもいったん定年退職してからの契約だし。
再雇用されようが新規先に再就職しようが、賃金は現役時代の半分以下だし。

(ぼやいていてもしかたないけど。)

・・

昨年の今頃と今年とでは天国と地獄ほどの差がある。

昨年は平成最後の月で世はまさにお祝いムード。
令和元年GWは大型10連休で成田は大混雑。

今年はコロナで全国で緊急事態。
GWは自粛で県外にも行ってはならぬ。

・・

3月から仕事が休みとなって、妻。
仕事を休んでいる今、もし感染してしまったら、と恐れてまったく外出をしない。
かれこれ一カ月半籠城生活を続けている妻はかなり疲弊している様子。

がんばろう。

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辿り着いた町で(第2章の始まり)

再就職後の動向メモ。

4/1 初出社。緊張の一日。お客さんみたいな1日。
4/2 見知らぬ人に囲まれ、存在感のない存在。
4/3 なにもかも一から学ぶという事態に今更気づく。気持ちが空回り。
4/4 休み。自宅で自粛。
4/5 休み。自宅で自粛。
4/6~4/10 自分が責任のない立場にいることを思い知らされる。
4/11 休み。自宅で自粛。
4/12 休み。自宅で自粛。

明日より1日おきに在宅勤務。 

・・

高度の個人情報に関わるため仕事の内容は記せませんが、新型コロナウイルス流行により対面での相談は控えていただくようアナウンスされているので、仕事開始ののっけから正直暇を持て余しております。
そこへ在宅勤務が決まりました。仕事の内容も段取りもまだ一向に見えてこない現状で、在宅で勤務しようにもいったい何をしたものやら。どうしていたら良いかと上席に問うと、社内サイトへ勤務開始時間にログインし勤務時間中は接続していてください、日中はメールを定期的にチェックしてください、電話がつながるようにしていてください、指示がなければ自己啓発の勉強でもしていてくださいとのこと。
うーん。。早く職場の環境に慣れて早く仕事を覚えて早く職務に貢献したいとの気持ちが先走る。まだなにひとつ始まっていないのに・・。再出発早々、なんとも言えぬ無念な状況となってしまっています。

・・

とまれ。
新型コロナの暴風のさなか、私はぽつんと舟を漕ぎだしました。

本日より第2章(辿り着いた町(別世界))をはじめます。

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スーパームーン

今夜はスーパームーン。
8時ごろ我が家の窓から見えた月。

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月に願いを。

世界よ、こころひとつになるときは今。

・・

人類は現代にいたるまで幾多の困難を乗り越えてきました。
悠久の歴史において今の自粛期間などほんのちょっとの我慢です。
皆でこころひとつにこの危機を乗り切りたいものです。

TVでは緊急事態宣言が遅いの早いの喧しいが国民ひとり一人がなすべきことは1か月前から求められてます。

 みなさん

個々人の自粛は、保健行政から強制されたから「自粛する」のではなく、一人一人が責任を持ち自ら発する行動を求められています。
たしかに辛いでしょう。
けれど今は痛みを皆で受け止め、各個人に委ねられている責任を果たしましょう。

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再雇用辞退し定年退職して10ヵ月。流浪の日々の終わり。

再雇用辞退し60歳で定年退職して10ヵ月。
昨年4/10より5/末までの有給休暇を含めると約1年。
今日で無職、流浪の日々が終わる。

明日4/1より就職いたします。

・・

コメント欄で触れましたが、現時点での私の心境として、定年で再雇用辞退し長年のしがらみを断って新しい道を模索することは、60歳定年時の選択肢としては「あり」だと確信するに至っております。
1年間の無職の生活は私のこれまでの人生の振り返りとこの先の人生を考える貴重な時間となり、心身ともにリフレッシュでき、ブラッシュアップされ、たっぷりと養分を蓄え次の目的地まで飛び立つ心の準備ができました。

仮に元居た会社に再雇用していただき今も勤めていたら、たぶん、私は終わってゆく自分しか見えなかったかと思います。
契約社員となり収入ががた減りし、仕事へのやる気も萎え、今頃は65歳まで指折り数え、リタイア後の年金生活の絵を描いて過ごしていたかもしれません。

・・

人生100年時代、なんてFPの商売ネタでしかない(と思う)。
「健康寿命」は2016年時点で女性は74.79歳、男性は72.14歳(厚生労働省)。
60歳の私にとって「健康」で「自立」して生きられるのはあと12年しか残されていない可能性もある(とリスク管理をする)。

私の父は59歳で他界しました。
私はあと何年生きるのでしょう。
明日新型コロナウイルスにかかって3週間後息を引き取ることもあり得ます。

残り少ない元気な今は私にとってとてもとても貴重な時であって、それをずるずると流されるように過ごすのではなく、こうして一度スパッと流れを切り1年無職で過ごした結果、この先の人生へ前を向いて踏み出すこととなり得たことは、私の人生にとって掛け替えのない宝石のようなきらめいた日々を過ごしていた1年であった、とそう思うのです。

それがゆえ、定年で再雇用辞退し長年のしがらみを断って新しい道を模索することは、60歳定年時の選択肢としては「あり」だと確信するに至っております。

・・

なお、こうした日々を送れたのは、幸いにも無職1年のうち11ヵ月近く何らかに「有給」であったことに助けられてのことであります。

50日近いながい有休を得られたこと。これは退職した会社がしっかりとした雇用制度を保っているからこそできたことです。ありがたいことです。

そして失業保険。法定であった120日に加えて、職業訓練期間3ヵ月延長され、さらに職業訓練後1ヶ月延長。約9カ月失業手当をいただきました。本当に我が国の社会保険制度はありがたいものです。

さらに確定申告による税金の還付。
もちろんこれは余分に源泉徴収されたものが還ってきただけですが、それにしても19万近く遅滞なく振り込まれました。当たり前のことなんでしょうけど、サラリーマンだった私にとっては「ホントに?」と素直にありがたかったです。

出費ももちろん大ございました。
住民税、任意継続した健康保険料、妻の国民年金保険料、ざっくり140万円ほど。失業保険と行って来いって感じでした。生活費は貯えを切り崩して賄いました。

それでも、得難い時間を得た、宝石のごとく掛け替えのない貴重な時間を得た、ことに感謝の念しか浮かびません。

誰に?
世の中に、です。

・・

足元はコロナで渦巻いています。
私が最終的にたどり着く先はどこだかいまだ見えません。
けれど私は大空へ飛び立ち心の指し示す先に進む。

まるで渡り鳥のように。
行ってきます。

・・

からすなぜなくの、からすのかって、でしょ・・


志村けんさん。ご冥福をお祈りします。

世界よ、こころひとつになるときは今。

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再就職の日まであと3日。正直な気持ち Note

1年近く職に就いていなかった私。
再就職を前にして正直な気持ち、淋しさが募るばかりであります。
学生時代の、夏休みが終わってゆく頃に感じた淋しさに似ています。

あーあ、休み、終わっちゃうんだ・・。

これが正直な気持ちです。

その気持ちを正直に記しておこうと思って備忘記録。笑

・・

再就職先での職務内容は不動産に関わる相談の応対が主である。
民間企業ではなく行政の窓口。
宅建士としての資格を活かした仕事。

私にとっては大きな転身である。
大卒後38年余り営業職にずっと従事してきた私。
その私が60歳にして営業ではなく公務(に近い)職に就くのである。

私の物語は思わぬ展開となったものだ。(と思う)

・・

もしシニア起業に踏み切っていたら・・
昨今のコロナ自粛の状況下、早々に難局を迎えていたかもしれない。
ぎっりぎりすれすれに大きく舵をきって難を逃れたということか。

と考えると、私の振りだした賽の目はまんざら悪い目ではなかったようだ。

・・

ただ世界は最悪のシナリオを描いているようにも見える。
不特定の市民と交わる日々の窓口業務とか今後どうなるのだろう。
非常勤の嘱託職員という立場も弱い。

(これで就業の前にコロナの影響で内定取り消し、とかなったら笑う。)
(いや、笑い事ではない(です・・))

・・

(話は変わって)

今日も今日とて外出をひかえて妻とふたり自宅で過ごす。
私は静かに本を読み、勉強をし、メルカリ(笑)。
妻は家事を終えるとTVを見たり、スマホで知り合いとやり取りしたり。

ひっそりとしたものです。

・・

コロナとの戦いにおいて私なりにできる戦法は「防御」と心得る。
自らを守るためにコロナと戦うという意識があるので、自粛は決して辛いとは思わない。
感染しないように、感染者とならないように。

・・

そうこうしているうちに時計の針はどんどん進む。
行司が「かまえて」と一呼吸。
「待ったなし。」と言わんばかりに。

再就職の日まであと3日。

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再就職の日まであと5日。Note

いったんオーバーシュートしたら病床は足りなくなるって当初から専門家会議の方々から発せられていたし、だからこそ3月はじめから学校閉鎖など政府・行政が先手を打ち一定程度感染拡大が辛うじて抑えられてきたのに、今ごろになっても「病床がー」とか騒ぎ不安をあおるコメンテーターがいることを残念に思う。
「重症者診療で必要なのは根本的にはマンパワー。よく病床数不足が言われるが、病床だけ確保しても医療はまわらない。」(国際感染症センター長・大曲貴夫氏3/15日のツィート)

また日本はPCR検査数が少ない、検査をやれーとか今なお言っている人がいる。
この日本で「やる」となったらどうなるか、は、幾度も専門家より説明されている。
一気に多くの人が検査に向かう。感染者のうち80%は軽症という。医療従事者はその軽症者も含め応対に追われる。重症患者の診療に手が回らなくなる恐れが出てくる。

CNNを見ていると今のニューヨークに明日の東京が透けて見える。

・・

環境活動家のグレタさんまで感染の疑いとのニュースに驚く。
地球が、自然が、何かに怒っているのか。
人類の危機を感じてならない。

大げさだろうか。
考えすぎだろうか。
全世界の歴史的難局には違いない(と思う)。

・・

自然災害においては自らの身は自ら守るがセオリーである。
危機に直面したらまず「自助」しかない。
「公助」はどうしても後からの救いになる。

東京都の外出自粛要請に俄かに買いだめに動く人が多いことにびっくり。
昨年も台風などの自然災害にあれだけ見舞れた日本。
日ごろから備えをしていない人がまだいるのだと。

東日本大震災以来、我が家ではある程度の備蓄をしている。
(コメと水、梅干しがあればなんとかなる、という程度ですが。)
先入れ先出しで定期的に入れ替えている。
他人にそうせよとは言いません、でも、「自助」のため。

・・

近況備忘。

再就職を来週に控え自粛して部屋に籠っていることが多い。
事務能力を落とさないようExcel・Wordなどの基本を復習して過ごす。
あとメルカリ(笑)。


この週末、市民が行政の要請に応じれば首都圏の動きが止まる。
そのような状況下、私は来週水曜日から再就職をする。
これ以上状況が悪化しないよう祈るばかりである。

再就職の日まであと5日。

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