TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

宅建受験記 5「宅建試験当日1」

(話がまた前後します。すみません。こちらの続きになります。)

昨年の10月21日、いよいよ宅建試験当日。
絶対合格、自信を持って臨む試験でした。
試験会場は自宅から歩いて行ける場所でしたので、午前中は家で最後の復習、と言っても、ペラペラと日建学院のテキストを捲ってぱらぱらと読むだけでしたが。
11時前にはやめに昼食、おにぎり2個。試験中眠くならないように。

少し横になってリラックスしてから、会場へ12時。
模試も過去問も40点台だったし、余裕余裕、と言い聞かせて。
席も一番後ろの左端だった。後ろからの視線がない、いい感じのポジション。
30分前、席について腕くみ待つ。

待つ。
待つ。
待つ。

あれ?どきどきしてきた。
どき、どき、どき、っと。
喉が渇いてきた。

15分前、席を立って急遽ペットボトルを買い水分補給し席に戻る。
また腕くみして待つ。
時計の針の動きが遅すぎる。

あれ?手に力が入らない。
掌が乾燥して動きが悪い。
鉛筆を持つ手が硬直してる。。

そう、何年か何十年かぶりの気合を入れた試験。
もしや大学受験以来かも。

そしてこの試験は絶対に受からなくてはならない。
絶対合格という強迫観念が自分を襲っているよ。
極度の緊張感が走ってしまっている。

まずいなー。
平常心になってくれい!


と。
そうこうしている最中に試験は始まってしまいました。。

(本稿まだ続く汗)

・・

定年まであと96日。100日切ってます。