TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

宅建受験記 6「宅建試験当日2」

(昨日こちらの続きです)

緊張で掌に汗をかいてべたつく、っていうのは聞いたことがあるけれど、掌から油分?がなくなり乾いてしまって思うように手が動かない状況ってどうなんでしょね?
試験開始直後私はそんな状態になってしまってしばらく思うように鉛筆が握れなくて・・ともかく焦りました。

何度も何度も掌を両腿にあててこすり、指をグーパーグーパーとし、鉛筆を握りますがうまくいきません。
うまくいかないけれども時間は刻々と進みます。

弱った・・
これじゃマークシートにマークもできない・・
どうしよう・・

焦燥する心に冷静になれというもう一人の私の声。
(とりあえず、問題文を読むんだ。)
(そうだね、問題文を読もう)

開始から約10分、何もできずにいた私は焦燥心を制止し問題文熟読に傾注しました。
当初より決めていた問26からの宅建業法20問。
一問一問読み、一問一問答えと思われるものに印をつけてゆきました。
鉛筆は満足に握れなかったけれど印はつけられました。
20問解き終え、時計を見るとヤバいよヤバいよすでに60分経過している。
あと一時間しかない。

模試では宅建業法・5問免除科目・法令上の制限あたりで50分という目安でやってきた私にとって大きな後れに感じました。
ましてマークもしていない。(ヤバいなー)

ともかく5問免除科目までやってマークしよう。
その後の25問は悩まず閃きで解答しよう、迷ったら飛ばそう、と決めて遮二無二頭と手を動かしました。

(手を動かす)そう、この時点で私は私の掌の乾きなんてかまっていられない状態になっていました。
人は追いつめられると恐怖を乗り越えて思いもせぬ力を発揮するものです。
(火事場の力持ち?窮鼠猫を噛む?違うか)

最後はは時計の針との競争になりました。
途中飛ばしていた3問は、残り5分、えーい、くるくるくると頭が回転、一問1分で回答、
残り2分、答えを自己採点用に問題用紙に書き写し。

「はい、終了です」
試験管の声と同時に書き写しも終了・・
終わった・・

終わったけれど、、
あんなに努力してきたのにこのあり様はなんだ・・。
終わったとたん、私は悲しくなりました。

たぶんダメじゃね?
私は、模試でいい点とってても本番で力をだせない人、ってこと、だよね。
悲しい、し、悔しい・・。

私は脱力感いっぱいになりとぼとぼと家路につきました。。

(本稿もうちょっと続きます、次回最終にする予定)

・・

近況忘備。
本日2/24、簿記3級を受けてきました。
起業するには簿記3級くらい理解できないとダメ、みたいなことどこかのブログで読んだため。
勉強時間があまりとれなかったので合格は難しい状況ですが、もし受かってたら?後日受験記を書きます。

 

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