今からちょうど1年前の今日4/17、初めてジムに行きました(こちら)。
その日は長い有休期間に入って一週間目、記述を読むとなんともおおらかな様子です。
まさか1年後新型コロナが流行しジムは休業を余儀なくされるなんて思いもよらぬことでした。
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定年退職が去年でなく今年であったら・・。
私の物語はまったく別のストーリーが描かれていたはずです。
自粛で私の送別会は開かれなかったでしょう。
ジムへの申し込みもできなかったでしょう。
イタリア旅行にも行けなかった。
そもそも定年再雇用辞退する選択はしなかったかもしれません。
しなっかった、というよりできなかったと思います。
職を失うリスクを考え会社にしがみついていたと思います。
緊急事態宣言の都市を2時間かけて通勤していた私。
今頃どうしていたことやら。
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回想から覚めて我に帰ると、一年たった今、私は新しい就職先で嘱託社員として働いている。
(働いているといっても緊急事態宣言を受けて出勤と在宅勤務を交互に繰り返しているので、今週は二日しか出勤していない。まだほとんど仕事らしい仕事もしていない(できない)のに、これでお給料をいただくのは申し訳ない気もしている。)
ただ家計的には救われた。
あのまま就職できずにこの緊急事態に突入していたと考えるとゾッとする。
以前書きました(こちら)が、教育関連施設でパートの仕事をしている妻は3月からずっと休みとなっている。そのため月10万ほどの妻のパート収入が3月4月とゼロになって一気に家計を逼迫している。もちろんパートなので保証もない。
この状況で今もなお私が無職無収入のままでいたら・・。
こうして定年後のもう一つの物語だのなんだのとのんきにブログなど書いていられなかったであろう。
なので政府決定の一律10万はありがたい。
1月失業保険が切れ2月3月と無職無収入であった私には心底ありがたい。
少なくとも3月4月の妻の収入減を補填できる。
与党も野党もつべこべ言わずすぐにお願いできたらありがたい。
一日でもはやく振り込んでもらえるとありがたい。
願わくば固定資産税の納期限の4月末までにいただけるとありがたい。
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考えてみれば(考えなくてもわかるが汗)60歳から65歳まで、つまり定年から年金受給までの期間って不安定な境遇だよなぁ。
再雇用辞退して就職活動すると限られた職種しかないし。
再雇用されるにしてもいったん定年退職してからの契約だし。
再雇用されようが新規先に再就職しようが、賃金は現役時代の半分以下だし。
(ぼやいていてもしかたないけど。)
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昨年の今頃と今年とでは天国と地獄ほどの差がある。
昨年は平成最後の月で世はまさにお祝いムード。
令和元年GWは大型10連休で成田は大混雑。
今年はコロナで全国で緊急事態。
GWは自粛で県外にも行ってはならぬ。
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3月から仕事が休みとなって、妻。
仕事を休んでいる今、もし感染してしまったら、と恐れてまったく外出をしない。
かれこれ一カ月半籠城生活を続けている妻はかなり疲弊している様子。
がんばろう。