◆はじめに◆
私が泊りがけでで焚き火をするための場所を選択する基準。
①専用の焚き火スペースがあること
⇒当然って言えば当然ですけど
②専用のトイレがあること(できればウォッシュレット)
⇒これ、焚き火に付き合ってくれる妻の一番の要望。夜中に共同のトイレってなんか不気味でイヤでしょ?
以上2点が最低限外せないポイントとなります。
で、2022年12月に宿泊した「しおさいキャンプフィールド」(こちら)。
こちらはなんとホテルが併設されているんです!!
曰く「「ホテル泊×キャンプ」という新しいSTYLE!日中はお客様ご自身のお気に入りのキャンプ道具を持ち込んで、BBQや焚き火を楽しむ。夜は快適なお部屋で休む、新しいキャンプSTYLE!」です。これならば、専用の焚き火スペースと専用のトイレ、の条件を満たした完璧な焚き火環境。私たち夫婦にうってつけの施設と言えましょう。
ただですねぇ。事前にネットで下調べをしましたが、キャンプ場についてはたくさんの情報がネット上にありましたけれど、ことホテル泊の内容は情報が少なくて、行ってみなきゃ分からないことも多くありました。
そこで!今回もしおさいキャンプフィールドのホテル泊について詳しく記録しておきたいと思います。この情報がこれから先「ホテル泊×キャンプ」というスタイルでキャンプをしようかなぁと考えられている方のお役に立てればうれしいです。
(尚、情報は2022年12月現在のものです。最新情報はご自身でご確認ください。)
(以下、写真付き記事)
◆そもそも「しおさいキャンプフィールド」って?◆
ネット情報でもともとこちらはホテルだったらしい、という記事を見かけますが、そもそもは千葉県習志野市営の国民宿舎でした。実は私、子どもが小さい時に、国民宿舎時代の「しおさい」に家族旅行で泊まったことがあります。また習志野市内の幼稚園のお泊り会などでも利用されていました。その後経営の悪化から習志野市から運営が民営化し建物もリニューアルされ、ローズマリー公園に隣接していることから「ホテルローズマリーしおさい」として開業しました。さらに2019年6月にキャンプフィールド化計画が始動し、土を入れ炊事場を作り7月に『しおさいキャンプフィールド&ホテル』としてオープン。調べると国民宿舎は1972年の開業なのでかれこれ50年。長い歴史をもった施設です。
◆基本情報◆
しおさいキャンプフィールド&ホテル(HP⇒こちら )
住所:千葉県南房総市白子2792 tel : 0470-46-4633
◆施設内容◆
ホテル総部屋数:21室 大浴場 屋外プール
客室設備:冷蔵庫 / 冷暖房 / セーフティボックス / Wi-Fi完備(無料)
キャンプサイト:ホテル棟側サイト(A1~A10)10 ローズマリー公園側サイト(B1~B10)10 木もれ陽サイト(C1~C3)3 なか庭サイト(D1~D5)5 ハナレサイト(E1~E18)18 ハナレフリーサイト(F1~F8)8 RVサイト(RV1~RV3)3
トレーラーハウス:(T1~T9)9台
◆外観および駐車場◆
リニューアルされていますが外観は昔の面影を残しています。駐車場はひろびろ。
キャンプ場の方はほとんど1台サイトに横付けできるからでしょう。純粋にホテル泊をする方は少なさそうです。
◆予約方法◆
ホテル泊の予約方法は公式サイトから予約できますが、楽天(こちら)やじゃらんからも予約可能です。
◆受付◆
駐車場に車を止めると案内のおじさんが寄ってきて要件を聞かれます。ホテル泊ですと伝えるとエントランスの中へ案内されました。
エントランス。炭や薪が販売用に置かれています。
ロビー。
受付。受付わきには券売機。薪も炭も、あとキャンプ利用者の入浴も券売機です。
16:00から受付。男性スタッフが一人で対応されていました。割とそっけない対応です。
チェックインを済ませるとホテル利用の説明書を渡されました↓。
ふむふむ。「お布団敷きはセルフです」と。大浴場は16:00~24:00、朝6:30~10:00。朝風呂に入れるのがうれしいですね。ホテル棟の宿泊客は無料です。(キャンプの方は大人800円、子供500円⇐結構高いですね^^;)
◆ラウンジ◆
「夏は涼しく、冬は暖かい!お風呂上りやお子様の休憩など自由にご利用ください。」と公式サイトでは謳っていましたが、誰も利用していませんでした。バケツがテーブルの上に置きっぱなし。夏は盛況かもしれませんが。
◆階段◆
客室への移動は「階段」。EVは利用不可でした。ホテルらしからぬ殺風景な階段。3階だと上り下りがきついでしょうね。
◆お部屋◆
今回は和室。洋室(ツイン)のお部屋もありますが、和室の方が安いので。
布団敷きはセルフなので最初から出されていました。
あれ?テレビがある・・。
確かHPの案内にはTVは設置していません、となっていましたが・・
なぜかTVがありました。妻にはうれしい設備でありました。
・・
トイレはウォシュレット付。ありがたい。
洗面。
注意点としては、タオルとか歯ブラシとか髭剃りとか、いわゆるアメニティは一切ありません。部屋にはティッシュペーパーもありません。忘れないように注意しましょう。
・・
◆大浴場◆
お風呂は2階奥にあります。まっすぐ伸びた廊下の先です。
途中に殺風景な自販機コーナーや・・
これまた殺風景な喫煙所があります。
喫煙所の奥は足湯の名残りです。いつの時代に足湯があったのかは不明です。・・どんな人たちがどんな風体でここで足湯に浸かったのだろう。全く想像できません。かなり昔に使われてそのまま放置されているようで朽ち果てています。
小上がり階段を2~3段トントンと上がってお風呂の入口。男湯と女湯の入口が向かえ合わせになっています。じゃあ行ってきます。
脱衣所。清潔でした。
大浴場。昔っから変わらないです。。男湯は丸いお風呂、女湯は妻に聞くとちょっと違っていて楕円形の湯舟だったようです。
とっても熱い湯でした。温泉かどうかはわかりません。
このお風呂。ホテル泊の人は当然無料で入れますが、テント泊の人は別料金(大人800円、小人500円)となります。また利用できる時間は、ホテル泊の人は16:00~24:00、6:30~10:00、キャンプ泊の人は16:00~22:00(最終受付21:30)です。つまり、ホテル泊の人は22:00以降が混んでいないのでおススメと思います。また朝風呂はホテル泊専用ですのでゆっくり浸かれます。
実際私が利用した時、夜9時ごろ入ったのですけど、テント泊の人たちがアウトドアのフィールド気分のままガサツな感じでがやがや入浴していて行いもよろしくなく、使いっぱなし、汚しっぱなし、自分たちだけが楽しめればいい、そんな人たちに囲まれて気分よく入浴できませんでした。
ただ朝風呂はサイコー!!でした。ゆったーりひとりで入れました。
◆ホテル部屋からの眺め◆
部屋からは海が望めます。そして朝は水平線に昇る朝日を拝めます。素晴らしい。
波の音が始終聞こえます。さすが『潮騒』です。その名の通り。
・・
朝日の中、簡単に食事をしました。なお、部屋にはポット等もないので電気ケトル(湯沸かしポット)を持参すると便利かと思います。私は持っていってコーヒーを入れたりカップラーメンを作ったりしました。(※一階のラウンジには電子レンジとポットが備え付けられています。)
◆その他設備◆
屋外プール(夏季限定営業)
プール脱衣場
洗濯機・乾燥機
プール脇トイレ
ゴミ捨て場
洗い場
テントサイト(フリー)
太平洋(徒歩数分)
・・
以上、「しおさいキャンプフィールド」 ホテル泊ガイド でした。
★★この記事が参考になった方、ぽちっと押していただけると嬉しいです!★★