今年もサボテンの花が去年と同じ時期に咲きました。毎年毎年5月の終わりから6月の頭に必ず咲くサボテンの花。クジャクサボテン?なのかな。大輪を咲かせ数日で終わってしまう不思議な花です。去年は5月31日だったようです(こちら)。今年も全く同じ日先週金曜日5月31日に咲きました。
毎年毎年同じ日に咲くなんて、なんて不思議な花なんでしょうね。1年の周期と季節の巡りを暦のように解っているのでしょうね。植物はほんとに人間では計り知れない神秘さを持ち合わせているようです。
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わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとりあって
わたしは今日まで生きてみました
そして今わたしは思っています
明日からもこうして生きて行くだろうと
わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう
けれどそれにしたって
どこでどう変ってしまうか
そうですわからないまま生きてゆく
明日からのそんなわたしです
(吉田 拓郎さん「今日までそして明日から」)
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サボテンの花を見ていてふっとこの歌が心浮かんだ。去年は財津和夫さんだったのにね、今年は吉田拓郎さん。浮かんだ歌詞にからじんわりとサボテンの花と自分の人生が重なりこんなことを思った。
ひとりひとり生き方があってひとりひとり生きてみる。わからないまま生きてゆく。いつか終わるまでこうして生きてゆく。季節を巡り花を咲かせそして萎み繰り返しながらわからないまま終わるまで生きてゆくのだな。と。