離島の旅シリーズ(こちら)の⑪。
この旅シリーズは思いつきで始めただけで、特に旅する理由はありません汗。
基本的に一人旅を考えております。
で、今回の記事は東京から丸1日船便で着いた父島からさらに母島へ船で渡ります。
東京~父島と母島の位置関係はこんな感じです。↓

(↑小笠原母島観光協会HPより画像引用こちら)
東京から24時間+父島から2時間。計26時間。東京から日本で一番遠い島、母島。行きたい~!!って思っても26時間かけていかなきゃならない島なんですよ。母島って。
母島の人口はたったの429人(25/02/01現在)。こーんな離島でどんな暮らしぶりをしているのでしょう。まるで別世界を見に行くようなわくわく感がたまりません。
母島の面積は19.88 km²。調べてみると摩周湖19.22 km²くらいってことです。日本の有人島の面積ランキングでは74番目の大きさ。父島は62番目となります。

ちなみに似通った面積で63位の新島の人口は2000人程度で父島とほぼ同じ。69位与論島の人口は5000人程度で比較的多く、70位の御蔵島は母島より少ない300人程度でした。こうして見ていると御蔵島に一度行ってみたくなりました。(話が脱線しました。^^;)
さて小笠原旅行記二日目。丸一日かけて父島へ。やっと着いた父島からさらに母島へ。記事を書く前に母島の観光マップを見ておきましょうか。こんなかんじです。↓

(小笠原海運のHPより転載こちら)
(以下、写真付き記事)
2025年2月11日。おがさわら旅行記、前日(こちら)の続き。
やっぱり船は揺れます。うとうとしながら寝ては2時間おきに起きて朝になりました。
5:58。甲板に上がってきました。南に下ってきたからか、甲板が暖かく感じます。

6:25。日の出なんだけど残念ながら雲が多い。

7:05 朝食を取りにレストランへ。やっぱ並んでます。

朝食7:15 500円+小鉢2つで900円。

7:30 もう並んでいる人いなかったから7時半でいいかもね。
・・
9:00 甲板では朝の説明会やってました。客層は年配の人が多いかも。

学生さんたちはまだ春休みに入っていないのかも。ガチガチに混んでいるよりは過ごしやすくていいです。

9:08 聟島諸島。南に来たな~。ずいぶん暖かくなってきてます。

望遠で拡大して撮ってみます。北の島、聟島、針の岩、嫁島でしょうか。一番奥のが嫁島でマグロ穴が見えます。

9:41 父島がはっきり見えてきました。まぁ、印象としては・・正直なところ、昔の人はこんな遠いところまで船でよく来たものだなぁと思います。ほんと遠いです。

10:30 あと30分くらいだそうです。 電波がつながりました。

海の色がきれいです。南の島って感じ。

入港しました。あれはははじま丸でしょうか。

11:00 定刻通りです。下船。

降りたらすぐに慌ただしく母島に向かう船に向かいます。

あっと、ははじま丸でなくてくろしお丸でした。ははじま丸はドックに入っている模様。くろしお丸は本来の青ヶ島航路の船だそうです。

結構暑い。2月というのに。

11時におがさわら丸を下船して12時に母島に向かって出航ですから忙しないです。

ただ、難なく乗船券はゲットできました。母島に向かう人は少ないのかな。

2等で片道5,020円です。

電波は4G入ってます。ありがたや、文明の利器。

11:50頃乗船。くろしお丸に乗り込みました。
・・
船内の様子。ガラガラですね。

窓側の席をゲット。昨日竹芝のコンビニで買っておいたパンを食べて昼食。(なにせこの1時間では買い物する時間はなくて、ターミナルにも食べるものは売っていませんでしたから。以前は弁当屋さんがでていたそうですが、今はなし。)

食後、船内を探検します。

エレベーターがついていました。

自動販売機。

おトイレ。きれいです。

船酔いの方が使う嘔吐用のトイレ。なるほど。

喫煙室もありました。

・・
13:20母島が近づいてきました。思えばとおくにきたものです。絶壁が見えます。

15分ほど遅れて入港。

下船準備。

14:15 下船しました。

下船したらすぐに観光案内所へ。事前に予約しておいたレンタカー屋さんに電話します。(株)小笠原サービス 04998-3-7030 7,700円(現金:ガソリン代別途)

観光案内所で母島最南端の「小富士登頂証明書」を発行してもらい、レンタカー屋さんのお迎えを待ちます。

ほどなくお迎えが来てレンタカーを借りました。

レンタカー屋さんに聞いたんですけど、ちょうど1週間前は天候が悪くてははじま丸が出なくて、旅行者は母島に来れなかったんですって。母島に来れなかった人はおがさわら丸に泊まって過ごしたそうです。で、さらにおがさわら丸も1日早く帰ったとか。せっかく長い休みを取ってようやく来たのに・・さぞかし残念だったかと思います。私の場合はいい天気に恵まれて良かった!
・・
14:50 まず、本日の宿舎に行ってチェックイン。クラフトイン・ラメーフ。

日没までに母島最南端の『南崎』の小富士まで行かなくてはなりません。急ぎます。

15:05 都道終点。都道の最南端とのこと。

レンタカーをここに止め、ここからひたすら歩きます。

南崎遊歩道。往復で約2時間です。歩行距離は約4.8km、標高差は約90m。

さて65歳の私、大丈夫でしょうか。笑

外来種を持ち込ませない為の処置。マットで靴底をこすって汚れを落とし、木スプレーを靴底に吹き付けます。

晴れていてよかったです。雨だったらぬかるみそう。

15:20 大体中間地点。すり鉢というところ。ここでいったん休憩します。

ジャングルみたいな道。南の島だなぁ。

南崎と小富士の分岐点に到達。小富士まであと400m。

ここから登りです。ずうっっと階段です。

はーはー。老いた体にはキツイっすね。

まだまだ。登るのか。と思ってたらハシゴが・・。

これが最後の難関と有名な鉄製のハシゴ。

15:50。着いたーーー!!!

やっぱさー、歩いてきたってのが達成感半端ないっすねーー。

眼下に南崎。上から見下ろしてこれで十分。(あそこまで下りてゆく体力はない。)

また昇ってこなくちゃならないし。笑・・しかしキレイだね。

そそ、小富士登頂記念。

ここに紙を擦り付ける。

よし、できた。

達成記念写真。65歳、やりましたー

16:10 来た道を戻ります。

17:00 何とか戻ってきました。もう夕暮れが近い。

17:15。ヘリポートに立ち寄った。

あれがそうかしらん。

17:35 なぎさ公園へ。

もう暗いね、。宿に帰ろうか。

お宿はクラフトイン・ラメーフ。(こちら)
〒100-2211 東京都小笠原村母島字静沢 TEL:04998-3-2140
和室ツインルーム 一泊二食付き15,000円
母島はまず宿の確保が重大事。私は昨年の9月の段階で予約しておりました。半年前です。ツインが基本なので1名利用は割高ですけど、しかたありません。

お風呂とトイレ。きれいです。

18:05 宿に着いてすぐに夕食。

今夜のメニュー。食事がうまいと評判だけあって、おいしかったですが。。私にはちょっと量が多いかな。若い人にはいいかもです。

宿泊客(食事されていた方)は団体さんとお仕事関係の方だけでした。

吹き抜けの2階の様子。

食堂の様子。

部屋の様子。

エアコン付いてます。

20:00 ふとんに入ります。もう眠くて眠くて。昨日から丸24時間船に乗って、また2時間船に乗って、さらに往復2時間歩いて・・。くたくた。充実した一日でした。おやすみなさい。