TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

人生3度目の退職 ~暮れなずむ空に光るもの~

一昨日はれて現職を退職しました。現職の公社に就職が決まったのは2020年の2月(こちら)。まさに世はコロナ禍になろうかという頃でした。私自身は当時再雇用辞退し60歳で定年退職して、「起業」するか「就職」するかの岐路に立ち賽を振り出た目に従って進んだ就職への道でした(こちら)。約1年の無職の日々が終わったのが2020年の3月末(こちら)。今からちょうど5年前の出来事でした。

あれから5年。65歳になった私。5年前の記事を読み返すとずいぶんと幼かったように感じます。60歳なんてまだまだガキだな。と気恥ずかしくなります。還暦という言葉の響きに酔っちゃってたのかな。今に至った私は気負うことなく自然体で新しい展開を迎えようとしています。

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退職するにあたって送別会を開いてもらいました。最終出勤日にはひとこと挨拶する機会をいただいて、花束までいただいてしまいました。みなしみじみと惜しんでくれました。ありがたいことです。これって定年退職した時の再現のようで、まるで2回目の定年退職のような気分になり、60歳で前職を退職した日を思い出しました(こちら)。

そして今このブログを書いているうちに、いや退職は2回目でなく3回目だったと遠い記憶が蘇りました。そう私は41歳の時に一度転職していたのでした(こちら)。あの時もみなさんによくしてもらったよな・・。思えば私はまわりのひとにいつもよくしてもらって生きてきたようです。私は果報者です。

たくさんのよき人たちと出会い別れを3度も経験させてもらってきた私。その経験を生かしてこれからの新しい職場でまた出会う人たちとの人間関係を紡いでいきたいと思います。

4月1日より新しい仕事が始まります。茫洋として佇んでいた私の前に、また新しい光が見えてきました。傾く西日の中(こちら)の午後5時。日暮れまであと2時間。あの光はいったい?

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ということで第4章「茫洋として佇む先へ」は終わり、第5章「暮れなずむ空に光るもの」を始めます。

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