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 ~ 定年 another story ~

離島の旅第4回 大東島旅行記(2)~定期船だいとう乗船記②~

離島の旅シリーズ(こちら)の⑱。
この旅シリーズは思いつきで始めただけで、特に旅する理由はありません汗。
基本的に一人旅を考えております。

で、今回の記事は大東島旅行記の2回目。昨日(こちら)那覇より乗船し出航した「定期船だいとうの乗船記②」となります。7月5日の記事ですが、この記事はだいとうが北大東島へ到着するまでの記録となります。

まず、位置関係をもう一度見てみましょう。

定期船だいとう 航路地図

これは定期船だいとうの船内に掲示されていた航路図です。昨日の記事冒頭で「南北大東島は沖縄本島から東へ約360キロ。」と書きましたが、この航路図では「400キロ」となっています。ググってみましたら「東へ約360km〜400km」とのこと。40キロの誤差はなんだかよくわかりません。例えると「東京 〜 京都:約370km、東京 〜 大阪:約400km(ほぼ同じ距離)」くらい離れているとのことです。
ちなみに昨年行った小笠原(こちら)は「父島が東京より984㎞。母島が1033㎞。」でしたので、沖縄本島からの距離だけで離島感を量ると小河原らの方が半端なく離島っていうイメージを持ちますが、一方、八丈島~大東島というルートで距離感を量ると1150キロで東京~母島よりはるか遠く、やっぱ果てしなく離れた太平洋の孤島という絶望的な離島感を持ちます。

なぜ八丈島なのか、は後日の記事の中で触れますが、ひとことで言うと大東島は八丈島の人たちが開拓した島だからです。無人島であった大東島は「1900年(明治三十三年)1月23日に八丈島からの開拓移民23名が現在の南大東島西港に上陸し、有人島なったこちら)(※南大東島観光協会記事より転載)」からです。それまではまったくの無人島で、沖縄とのつながりはなかったのです(1885年に沖縄県に属されましたが、人は住んでいない)。つまり大東島は東京~母島よりはるかに遠い八丈島~大東島の1150キロの海を八丈島の人が渡り開拓した島。いまでも八丈島の方々の子孫がいらっしゃられ八丈島の風習が残っている島。それが大東島です。なんとロマンを感じる島なんでしょう。これこそが私が飛行機でなく敢えて「船で」大東島を目指す切っ掛けとなっています。

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さて今日も前置きが長くなりました。以下、写真付き記事です。

2026年7月5日。午前5時過ぎ。目が覚めて甲板へ。

定期船だいとう 朝日

大東島方面。朝日がじき昇りそうです。海は穏やかで静謐な雰囲気。

定期船だいとう スマホ位置

スマホを見ると電波が届いている。一本だけど。5:23の表示。

腹が減ったので朝食を食べておこうとイートインスペースへ。

定期船だいとう 朝食

昨日マックスバリューで買ったパンと牛乳。笑

6:10 朝日が昇ってきました。

定期船だいとう 朝日

すんごく厳粛な気分に包まれました。地球を感じるっていうか、大海原、見渡す限り何もないところにゆっくりと「俺が太陽だよ」と圧倒的な存在感を持って顔をだし、「ひれ伏せよ」と命じられるような気分。ははーっ、とこうべをたれ「ありがとうございます」と両手を合わせ感謝しました。ほんと、波ひとつたっていない大海原なんですもの。「太陽閣下、おなりぃー」と万物がひれ伏しているような感じ。

6:11 1分ほどのわずかな時間で太陽閣下はお昇りになられました。

定期船だいとう 朝日

6:13 船首方向を垣間見ると、お、南大東島が視界に入ってるじゃん。

定期船だいとう 南大東島が視界に入る

急いで反対側のデッキに行って見ると、おおぅくっきり見えるぞー。

定期船だいとう 南大東島が視界に入る

それにしても穏やかな海。こんなこと、まれなんじゃない?


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7:00 南大東島がくっきりと見えてきた。

定期船だいとう 南大東島が見えてきた

7:10 どんどんはっきりしてくる。島だ島だ島だ。島が見えるぞー

定期船だいとう 南大東島がはっきりと

これ、やっぱ船で訪れたからこそ分かる。飛行機でひゅーっと来たんじゃ決して分からない、大東島の絶海の孤島感。いかに大東島が遠く離れているか。そしてよくぞ八丈島の人たちはこの離島に住もうとしたのか。島を目の当たりにして深い感動を覚える。

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7:13 入港のアナウンスが流れる。あそこにクレーンらしきものが立っているのが見えるので、そこに着岸するのかもしれません。

定期船だいとう 南大東島入港

ちなみに電波は4本立ってます。

定期船だいとう 位置

北港に入港するようです。

7:21 海の色。オーシャンブルー。きれいです。

定期船だいとう 南大東島 海の色

7:24 小型作業船が一艘近づいてきます。

定期船だいとう 南大東島 北港着岸風景

大東島は、島が断崖絶壁で港が狭い特殊な地形のため、船は港の岸壁に横付けできず、少し離れた海上に停泊しロープで固定します。


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定期船(だいとう)から下ろされた太いロープを小船で受け取り、沖合の海中深くから設置されているアンカーブイ(浮標)まで運んで接続し、船の反対側(陸側)はロープを陸に送り作業員が岸壁の係船柱にかけ「四方からの緊張係留」、船体を岸壁から数メートル離したまま海上でピタッと静止固定させるという、なんともスゴイ接岸ですね。(グーグルさんに拠る)

7:30 役目を終えた小型ボートは人が乗ったままクレーンに引き上げられます。すげぇ


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7:32 陸側の係船柱にロープ掛け。手際よく作業員さんが動いています。

定期船だいとう 係留風景

7:37 ロープにより陸側に引き寄せられました。

定期船だいとう 係留風景

7:39 てかもう貨物の積み下ろしが始まった。一切無駄のない作業。


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7:45 積み下ろし作業が延々と続くので船内へ戻ります。イートインカウンターで休んで船外を見ると、うーん、けっこう上下に揺れているのが分かります。


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・・

8:50 ベッドで1時間ぐらい一寝入りし、そろそろ積み下ろしが終わったのかな~とデッキに出てみました。よく見ると崖の上から荷下ろしを見ている人たちがいます。地元の方なのか観光客なのか。こちらを見ているようなので小さく手を振りましたが反応はありませんでした。笑

定期船だいとう 見下ろしている人たち

8:54 1台車がやってきてぞろぞろ人が来ました。

定期船だいとう 乗り込む人たち

8:56 これから乗り込む人たちかな。南大東→北大東と連絡船みたいに船に乗れるので。例のカゴも用意されているし。短期でクレーン体験しようってか。

定期船だいとう カゴ

なんかめっちゃこっち(船)の写真撮ってる人がいたので、かなり私が写りこんでいると思う。(;'∀')こっちからも撮っているわけだが。

定期船だいとう 写真を撮る人

9:03 陸側の反対側の甲板に回ったら北大東島がくっきり見えてました。

北大東島を望む

ズームしてみます。

北大東島を望む

近いのね。こんなに。
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9:06 カゴ(ゴンドラ)が動くようです。いよいよ乗客が乗り込んでくるのか。これまで乗客わずか3名でここまでやって来ただけに、何だか不法潜入されるようでちょっとだけイヤな気分。笑


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7~8人は乗ってきました。先住者3名に対しかなりの圧力です。笑

乗り込まれたとたん、あちこち写真を撮りまくっています。まるで私を見ているようで、少し恥ずかしい。私はもう大人数の中に飲み込まれてしまい居場所を無くしてしまいましたのでベッドに逃げ込みました。

でもね、やっぱ那覇から乗ってこなくちゃ、この船の本来の姿は分からんでしょうよ。って思いながら荷物の整理をしました。もうじきに北大東島。下船ですもの。

9:30 荷物整理を終えて甲板へ。南大東島からみるみる離れてゆく。

定期船だいとう 南大東島→北大東島

9:36 みるみるみるみる離れてゆく南大東。3日後、また来るからね~

定期船だいとう 南大東島→北大東島

9:40 乗り込んできた人たちはみな観光客っぽい。飛行機で南大東に入り、船で北大東へというルートですね。わたしもそんな計画を当初はしていました。が、那覇より船、が大正解でした。と内心思いながらみなさんを見つめていたりします。

定期船だいとう 南大東島→北大東島

9:42 北大東島がだいぶ見えてきた。

定期船だいとう 北大東島が見えた

9:46 船はぐるっと回りこみ北港に向かうようです。

定期船だいとう 位置

9:54 大東ピラミッドが見えた。

定期船だいとう 北大東島 大東ピラミッド

10:00頃、北港に着きました。南→北、30分くらいだったでしょうか。

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10:08 南大東島の時と同じように係船柱にロープ掛け。

定期船だいとう 北大東島 係船柱にロープ掛け

海は透き通るような濃いブルー。

定期船だいとう 北大東島 海の色

10:14 陸にはカゴが準備されています。我々が下船するためのもののようです。

定期船だいとう 北大東島 下船用かご

10:16 クレーンでカゴを吊り上げ船に舞い降りた。およそ20秒程度の出来事です。


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いよいよ、乗り込みます。那覇→北大東島船旅の最高のクライマックスです。今回の旅の最大の★冒険ポイント。クレーン吊り上げによる上陸。おおおっ。ワクワクドキドキ。

定期船だいとう クレーン吊り上げ

10:17 どやどやと乗り込みます。ゆっくりではありません。どやどやです。

定期船だいとう ゴンドラ乗り込み

私もキャリーケースを引きづってどやどやと乗り込みます。写真撮るどころじゃありません。(;´・ω・)

定期船だいとう ゴンドラ乗り込み

私が乗り込んだところで1回目は定員いっぱい。入口を閉められました。あっという間。なんとか片手でスマホを操作。


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その時の私の旅メモ↓

「なんかね、ゴンドラ自体はあっという間だった
 すぅーと運ばれて下ろされた感じ
 怖い感じは全くなかった
 どちらかと言うと、働いている人達に感動した
 極暑の中、ともかく手際よく完璧な仕事をされていた」

引き続き、次の方々が運ばれてきました。南大東から乗船した方って7~8人かと思っていたらもう少し乗っていたのかもね。


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ああ、私はあんなふうに運ばれてきたんかぁ、と妙に納得感がありました。

・・

10:20 とまれ、上陸しました。

定期船だいとう 上陸

那覇を昨日の16:50頃出航し、南大東島経由で北大東島上陸10:20。およそ17時間30分の船旅でした。文中になんどか書きましたが、やっぱ、那覇から船で来ないとこの離島感は肌で感じられませんです。これから大東島を目指すことがある方には、できれば船旅で一度は上陸することを強くお勧めいたします。

てことで、だいとう乗船記②はおしまい。ブログは大東島旅行記(3)に続きます。

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