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 ~ 定年 another story ~

離島の旅第4回 大東島旅行記(5)~7/6北大東島旅行記②~北大東島のゴジラ岩~燐鉱山遺跡~大東ピラミッド~

離島の旅シリーズ(こちら)の㉑。
この旅シリーズは思いつきで始めただけで、特に旅する理由はありません汗。
基本的に一人旅を考えております。

で、今回の記事は大東島旅行記の5回目。「7/5北大東島旅行記①」(こちら)の続き、翌日の記事「北大東島の旅行記②」となります。

さて昨日7/5の記事でも触れましたが南北大東島の間の海には深い1500mの谷があります(こちら)。翌日7/7に訪れた「北大東村民俗資料館(北大東村人材交流センター・うふあがり人と自然のミュージアム)」(こちら)にあったイメージ模型を見てみますとその立体的な位置関係が分かります。

南北大東島イメージ

うそでしょ、というくらいこんもり盛り上がった山ふたつ。なだらかではなくストンと切り立った崖の斜面。陸上にこんな山が並んでいたら異様な光景でしょう。この山ふたつが太平洋上にぽっかり浮かんでいるのです。海底断面図をみるとさらによくわかります。

南北大東島 海底断面図

どんだけ高い山なんだよ。

さて。北大東島は、沖縄本島の東側約360kmに位置する沖縄最東端の島。 人口は約600人、面積は約12平方キロメートル。車なら1時間もあれば一周できてしまいます。

北大東島二日目。以下写真付き記事。

2026年7月6日。レストランハマユウで、朝食は7時から。

北大東島 レストランハマユウ 朝食

朝食メニューはいたって普通です。

北大東島 レストランハマユウ 朝食

普通がいいね。とってもおいしくいただきました。(なお、パンとコーヒーがセルフで自由にいただけます。初日は気づかなかったんだけど・・翌日気づいた(;'∀')(こちら))

・・

7:30 朝食後。ハマユウ荘の展望台へ。

北大東島 ハマユウ荘 展望台

この階段を上がると。

北大東島 ハマユウ荘 展望台

 


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あそこに見えるのが北大東島灯台ですね。行ってみましょう。

ハマユウ荘展望台より北大東島灯台を望む

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9:00過ぎ。レンタカーで出発。北大東島灯台はハマユウ荘のすぐ裏手にあります。

北大東島灯台 地図

9:10 結構な坂を上ってきました。歩きじゃきついかもね。車だと真ん前まで来れます。中には入れませんので、ふうん、という感想です。

北大東島灯台

車なら1時間もあれば一周できてしまう島です。あてなく車を走らせます。とりあえずは昨日行った場所に再び行って、そこから回ってみようかと。

北大東島灯台より下る道

上は北大東島灯台より下る道です。

北大東島 内陸部 サトウキビ畑

北大東島の内陸部はえんえんとサトウキビ畑が広がっています。

北大東島 サトウキビ畑

9:25 江崎港に来ました。昨日も来たところです(こちら)。南大東島がくっきり見えます。ほんと好天気でよかった~。見惚れてしまう景色です。


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足元の海の色もこんなに美しい。吸い込まれそうなブルー。

北大東島 江崎港 海の色

次は北大東島漁港に向かいます。昨日も行きましたが、何度でも行きます。笑

北大東島漁港

9:30 北大東漁港休憩所。

北大東漁港 休憩所

2階からは漁港が展望できるようになっています。

北大東漁港 展望所

1階にはトイレ・シャワー・休憩室などが。とてもキレイです。ここもまた有志の方がきっと毎日のようにおそうじされているんじゃないかな。

北大東漁港 休憩所 トイレ

シャワー室。たぶん漁師さんが使うものだと思います。一般の方の利用はできないようでした。

北大東漁港 シャワー室

休憩室。

北大東漁港 休憩室。

誰もいなかったので南大東島をバックに写真を自撮りしました。

南大東島をバックに自撮り

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さてお次は・・北上しゴジラ岩を経由して西港へ向かいます。

北大東漁港→ゴジラ岩→西港 MAP

10:00 北大東島のゴジラ岩、発見。

北大東島 ゴジラ岩

上陸公園から西港へ向かう海岸線にあります。場所が分かりにくいのでグーグルマップを張り付けておきます。


Google マップ

10:06 西港へ。

北大東島 西港へ

この西港周辺に北大東島の多くの観光スポットが点在しています。

北大東島 西港周辺MAP

西港からも南大東島は望めます。南を向いた海岸線の先って感じです。

北大東島 西港より南大東島

まず西港公園に行ってみます。西港の裏手の高台にあります。10:20

北大東島 西港公園

かつて燐鉱石の採掘で栄えた時代に鉱夫たちの集落(鉱山集落)であった「大正村」の跡地だそうです。「燐鉱石の採掘」これが北大東島観光の重要なポイントになります。

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北大東島の「燐鉱石の採掘」について】(グーグルAIさんに拠る)

北大東島における「燐鉱石の採掘」は、大正から昭和初期にかけて日本の近代化(農業・軍事)を陰で支えた一大国家プロジェクトでした。燐鉱石とは化学肥料や火薬の主原料で、当時の日本は農業の近代化に不可欠なリン資源をほぼ100%海外輸入に頼っていたため、国内での確保が急務だったそうです。
そこで北大東島です。北大東島は数万年にわたり堆積した海鳥の糞(グアノ)が珊瑚礁の石灰岩と化学反応を起こし、島全体が質の高い燐鉱石の塊になっていたため、大正7年(1918年)に東洋製糖が本格操業を開始し、日本の近代化を支えるため全国から鉱夫が集まり、当時は無人島同然だった島に4,000人近くが暮らすまでなったそうです。採掘は昭和25年(1950年)に資源枯渇などの理由で終了。約30年間の総採掘量は150万トンにのぼるとのこと。
ただ労働の実態は過酷で、重機はなく鉱夫たちが猛暑の中でツルハシを使い、1人1日約2トンを掘り起こす肉体労働でした。採掘された鉱石はトロッコで工場へ運ばれ、24時間体制で乾燥・加工されてから本土へ出荷されていました。
西港公園にあった「大正村」の住環境も過酷だったそうです。会社の社宅群(現在の港集落周辺)は主に幹部社員や独身鉱夫の宿舎として整備されていましたが、大正村に住んでいた家族持ちの鉱夫たちは、自力で茅を葺いた簡易な小屋掛け を建てて生活をやりくりしていたとのこと。
つまり西港公園は「日本各地から集まった多くの鉱夫たちが過酷ながらも独自のコミュニティを築いて身を寄合せていた場所」の跡地につくられた公園、ということになります。

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という前知識をもって西港公園を歩きます。よく整備されたきれいな公園。景色もよい。旅行者の憩いの場にふさわしい場所です。ですが、わずか100年も遡れば燐鉱石の鉱夫たちが茅葺の小屋で生活していた地だと思いをはせると、どこか切ない感動に心を揺さぶられます。

北大東島 西港公園 モニュメント

こうした遺構のモニュメントがところどころにおいてありますが、説明がまったくないため何なのか不明なのが残念です。

北大東島 西港公園 モニュメント

10:30 西港公園内にある国標。

北大東島 国標

ここ(北大東島)が日本の領土であることを宣言している標であります。

北大東島 国標 案内

ここでも誰もいませんでしたので自撮りさせていただきました。(;'∀')

北大東島 国標 自撮り

てか、どこへ行っても私しかいません。貸し切り状態です。

北大東島 西港公園

西港公園からも南大東島が望めます。

北大東島 西港公園

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11:00 西港公園から移動してここからは北大東島燐鉱山遺跡を巡ります。
北大東島燐鉱山遺跡は、大正時代から終戦直後まで、主に科学肥料の原料として重要視された燐鉱石に関わる遺跡で、採掘から積出に至る一連の生産施設が大規模に残る貴重な文化史跡です。これほど大規模に燐鉱生産施設が残るのは北大東島のみ唯一国内に現存するものだそうです。

グーグルMAPにポイントに符号をつけその順に写真をUPします。(実際もその順で巡りました)

北大東島 燐鉱山遺跡MAP

①北大東島燐鉱山遺跡の碑

北大東島 北大東島燐鉱山遺跡の碑

令和3年3月に建立と書かれていますのでまだ新しい碑です。この先に燐鉱山の遺構が多く残っています。

②ドライヤー建屋跡

北大東島 ドライヤー建屋跡

燐鉱石を熱風により乾燥させる回転式乾燥機を設置した火力乾燥場だったそうです。

北大東島 ドライヤー建屋跡

歴史的な建造物なのですが、無残な姿です。

③燐鉱石貯蔵庫トンネル

北大東島 燐鉱石貯蔵庫トンネル

燐鉱石はドライヤー建屋で乾燥後、雨や風に濡れないよう専用の運搬トンネルを通り、向かいにある巨大な「燐鉱石貯蔵庫」へと運ばれ、出荷の時を待ちました。

燐鉱石貯蔵庫トンネル

④巻上げ機跡

北大東島 巻上げ機跡

荷揚げや船揚げに使われていたのかと推察されます。長い年月で完全に錆びつき風化しています。その先には荷揚げ場跡・船揚げ場跡が望めます。

北大東島 荷揚げ場跡・船揚げ場跡

写真に見える通し穴からワイヤーで荷物を引っ張ったのでしょうか。
誰もいないので下りて行ってみようかともチラッと考えましたが、危険そうなのでやめました。

⑤「燐鉱石貯蔵庫」入口(登り口)

北大東島 貯蔵庫入り口

ここからのぼって「燐鉱石貯蔵庫跡」に行けます。場所が分かりにくいのでグーグルマップを貼っておきます。


グーグルマップ ストリートビューにするとハッキリわかります

⑥「燐鉱石貯蔵庫」跡

北大東島 燐鉱石貯蔵庫跡

岩山をのぼると「燐鉱石貯蔵庫」跡です。往時の写真が案内板にあります。

北大東島 燐鉱石貯蔵庫跡 案内板

大正時代はこんなだったようです。

北大東島 燐鉱石貯蔵庫跡 大正時代写真

国指定史跡 北大東島燐鉱山遺跡整備基本計画 燐鉱石貯蔵庫跡先行整備編 2019 年 3 月 編集 沖縄県北大東村教育委員会 より写真引用こちら

北大東島 燐鉱石貯蔵庫跡

今は・・ところどころ補強はされているようですが、本格的な保存はまだ始まっていないように見受けられました。

北大東島 燐鉱石貯蔵庫跡

逆に言うと、この生の状態で見ることができるのは保存行為が始まる前の今だけかもしれません。そう考えるとかなり貴重な体験と言えますね。
・・
11:43 西港を出発して大東ピラミッドへ向かいます。

北大東島 西港→大東ピラミッド 地図

大東ピラミッドとは、昨日見た北大東漁港(こちら)の陸地の崖を海面・海底まで深く掘削して造った時に出た岩を積み上げた人工物です。見た目がピラミッド風なのでそう呼ばれているようです。定期船だいとうで北港に入港する際にも洋上からその姿は確認できました(こちら)。

北大東島 大東ピラミッド

下から見るといい感じですが・・

北大東島 大東ピラミッド

上にのぼると殺風景でした・・。観光客が来るには場違いなところです。

北大東島 大東ピラミッド

でも、海に一直線の坂道は素晴らしい景色でした。

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12:20 昼食。レストランハマユウに戻ってきました。

大東そばセット

大東そばセット(そばと大東寿司5巻)1200円。そばは味変のための紅ショウガと「コーレーグース」がついてきます。コーレーグースはアルコールが入っているのでレンタカーに乗る私には御法度。紅ショウガは味変でおいしくいただきました。
大東寿司は・・小笠原で食べた島寿司と変わらないね。小笠原の方がうまかったかも。(お寿司屋さんだったからか?こちら

・・

13:00 出発。大東宮参拝。

北大東島 大東宮

島の名を冠した大東宮は天照大神を奉安し、100年あまり島の産土神として祀られています。

北大東島 大東宮

境内には相撲の土俵もありました。

北大東島 大東宮 土俵

小さな島にしては立派な神社です。9月22日から23日にかけて行われる、大東宮例祭は北大東島一の大きな行事で、奉納相撲は、江戸相撲と沖縄角力の2つが取られるそうです。八丈島からの入植者と沖縄からの移住者の文化が融合した独特の祭事と言われています。

13:20 中野のダイトウビロウ林へ。

北大東島 中野のダイトウビロウ林

これが分かり辛かった・・。

北大東島 中野のダイトウビロウ林

天然記念物の標柱も藪に埋まっちゃっているし・・。

北大東島 中野のダイトウビロウ林

どれよどれ。どれなの?・・とグーグルAIアシスタントさんに聞いて。やっと

北大東島 中野のダイトウビロウ林 グーグルAIアシスタント回答

これだそうです。ホッ。

北大東島 中野のダイトウビロウ林

無人島時代から生育している天然のビロウ群落で、推定樹齢は200年とのこと。

13:40 サトウキビ畑が広がる道をゆく。

北大東島 サトウキビ畑

この周囲を取り囲んでいる崖壁が長幕です。

北大東島 長幕

長幕の説明案内板。

北大東島 長幕 案内板

案内板の位置。

北大東島 長幕 MAP

北大東島は環礁が隆起してできた島で、島の内陸部を環状に取り囲むサンゴ礁の地形に由来するもの、とのことのようです。カルデラ火山みたいですね。独特な地形です。

北大東島 長幕

・・

14:00 さあて。あとはどこに行きましょう。と地図を見ると「潮見橋」なるところが。

「ここは世界でも珍しい、水の流れる方向が変わる不思議な川。島の外の海の潮位と連動し、水位が上下することによって起こるこの現象は島の地質が多孔質な石灰岩でできていることに起因しています。」(北大東島観光ナビこちら)とか。へー、そりゃすごいじゃん、行ってみましょう。

北大東島 塩見橋 地図

潮見橋。

北大東島 潮見橋

うーん。

北大東島 潮見橋

なによ、これ。観光ナビで扱う場所じゃないでしょ。ただの用水路です。

14:10 そうだ、北港に行ってみよう。昨日上陸した港。

北大東島 北港

当然、定期船はいません。

北大東島 北港

昨日の朝、ここに着いたんだけどなぁ(こちら)。ずいぶんと昔のように感じてしまう。昨日の今日なのに。

15:00 再び上陸公園。そういえば下まで行ってなかったと思い出して、上陸口まで降りてみました。


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入江は結構波が揺れているね。ここに小舟で寄り付けて上陸するって、、すごいね、先人は。

・・

16:00 いったんハマユウ荘に戻り、ラッシュガードに着替えて昨日泳いだ沖縄海へ。今日の干潮は16:59。今日も泳げたらいいな~。って、嬉々として向かったんですが波高く断念。その模様は別記事で(こちら)。

17:15 レンタカー返却。レンタカー代は明日朝の清算でよろしいとのこと。

18:50 洗濯をしふろにも入った。食事に行きましょう。

北大東島 ハマユウ荘 夕食

今日のメニューはとんかつ定食。昨日見たメニュー表には1500円と書いてあった。宿泊者には日替わりで出しているんだろうね、きっと。ありきたりのメニューですが、これがおいしいんですよ。私的には満足しています。

生ビールは600円。オリオンでよく冷えてて最高です。

ということで。離島の旅第4回 大東島旅行記(5)~7/6北大東島旅行記②~おしまい。続きはこちら(7/7~北大東島→那覇)。

※本日の諸費用7/6※

昼食 レストランハマユウ 1200円(大東そばセット)
夕食時生ビール 600円
コインランドリー代 200円(洗濯・乾燥機100円60分×2)
合計 2000円

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