TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

八重山諸島旅行記(5)~新城島(パナリ)アラグスク~

離島の旅シリーズ⑤。
この旅シリーズは思いつきで始めただけで、特に旅する理由はありません汗。
基本的に一人旅を考えております。

で、今回の記事は新城島(パナリ)アラグスク。
西表島の南東約7km、石垣島の南西約23kmに位置する二つの小さな島の総称です。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)地図

上地島は、東北から南西方向に細長く延びた島で、同方向の長さが約2.5km、最大幅が約0.7km。大部分は森で覆われている。集落は西海岸中部にあり、2001年時点で26戸の家屋が残っていたが、常時住んでいる人口は10人未満である。
下地島は、南北方向約1.3km、東西方向約1.5kmの略半円形の島。集落は現存しない。かつての集落は北部に位置していた。現在は牧畜業が営まれ、外周部の森と海岸以外は全体が肉用牛の牧場になっている。下地島に滞在しているのは牧場の管理人のみである。

                  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)(こちら

島へは、通常の定期航路はなく、ツアーに参加しなければ上陸できません。
ですので今回私はパナリ島観光さん(こちら)のツアーで参加することにしました。

・・

(以下、写真付き記事)

2020年3月8日。6:40起床。7:00朝食。

石垣島ルートインホテル 朝食

朝食を取りながら前日夕食を取ったお店の方に教えていただいたアラグスクという島をスマホで調べる。ツアーでなければ行くことができない、定期航路のない秘島だそうである。
検索していくつかヒットはしたけれど、当日予約で行けるのかしらん。

7:50おそるおそる予約の電話をかけてみる。

なんと、OKとのこと。
なんでも6~7人の団体さんが入っていて、それと一緒で構わないならいいですよと。いや、願ってもないことです。ぜひにお願いしますと。
(あ、私60歳のじじいですが大丈夫でしょうかね、)(シュノーケリングとかしますか?)(いえ、行ければいいんで)(なら大丈夫ですよ)やった!!

で、9:20に離島ターミナルで携帯で連絡とりながら待ち合わせ。
人のよさそうなお兄さん(たぶん20代か30代前半)が待っててくれた。
土地の人らしく素朴な感じの方のガイドさんでした。

すぐに船に案内してくれた。
あれ、これ大原(西表島)行の船じゃん。

石垣島からパナリ 船

なんでもパナリに行く人がいる時のみ、特別に寄港してくれるとのこと。
知らないで乗っている乗客がいたら何で?となりそう。
すっごく自分が特別な乗客って感じでなーんか優越感。

9:40出航。10:10頃パナリ着。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)上陸

7名の団体さんと一緒に上陸。
会社かなんかの旅行かな。。シュノーケリングが目的みたい。一言も言葉を交わさなかったけど、向こうはヘンなじいさんが一緒にいるな、と思ってただろうな。私一人だし。何しに来たんだろうか、って怪訝に思うよな~きっと笑。

港からパナリ島観光の施設まで歩きます。
まず目についたのがこれ↓

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真

来島者へお願い。
この島にある神社に勝手に入ったり、願い事をしてはなりません。
ガイドさんから念を押して注意がありました。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 小中学校跡

旧上地小中学校の前を通り、

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真

細い道を抜けて、

パナリ観光 施設 写真

パナリ島観光の施設に着きました。

パナリ観光 施設 写真

オーナーはもちろんここパナリ(新城島)出身の方です。
今回ガイドして下さった方のお父さんなのかな。
普段は石垣島で暮らしているとのことでした。

・・

10:40頃、ビーチへ。
私シュノーケリングするつもりはなかったのですが、せっかくだからとライフジャケットとゴーグルのみお借りしました。水着はないので短パンのまま潜らない程度に海に入ろうかな、という感じ。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 海

パナリ

いや~きれいな海です。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい!!

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真



3月上旬なのに暑いぐらいの日差し。
景色とひとつになって海が心地よく誘います。
7人の団体さんはガイドさんとシュノーケリングをしています。
私は最初、岸から近いところで膝ぐらいまで浸かって海中を遊んでましたが・・

結局短パンのまま泳いじゃいました笑。

・・

11:40。一時間ほど遊んで施設に戻りました。
お弁当タイムです。^^♪

パナリ

団体客とは違う場所でひとりで気兼ねなく過ごせました。
ガイドさんの心配りでしょうね。

パナリ お弁当

お弁当はコンビニ弁当のようなものでした。
けど、何もない島です。
ガイドさんが石垣島で購入し持ってきてくれたものと思います。
美味しくいただきましたよ~。

・・

食後はしばら~く木陰でひとりでのんびりと過ごしました。
時が止まったかのような離島の静寂。
心地よいひととき。

13:30頃、西表島がよく見える北の浜に移動。
団体さんはまたシュノーケリング。
私はもう着替えていたので海には入らず、砂浜をぶらり歩きます。

アラグスク 海

パナリ

パナリ

 

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真

 沖縄でも随一の透明度を誇るサンゴの海。
ほんと美しいです。
まさに別世界です。

・・

15:30、再びレストハウスに戻ります。
団体さんはお着換えタイム。
その後ガイドさんに伴われて島内の散策へ。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 ポスト

島内にあるポスト。
現役だそうです。
一週間に一度か、郵便局から委嘱された島民の方が取り出すとか。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 消火栓

消火栓。
これは使えるかどうかは疑わしい。
島民がたくさんいたころの名残。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 小中学校跡

上地小中学校跡の碑。

小中学校跡の建物は現在公民館となり、その屋上が島で最も高いところらしい。屋上にも上らせていただきました。


散策後、その足で港に戻りました。

・・

 

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 桟橋

桟橋で待っていると・・

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真

16:45、なんか迎えに来た。

パナリ島(新城島:あらぐすくじま)写真 船

団体さんと、地元の人?と一緒に乗り込む。

あとは石垣港へ戻るだけ。
夢のような島での夢のような一日が終わりました。

・・

石垣島最後の夜もなかゆくいさんへ。

石垣島 なかゆくい

石垣島 なかゆくい

石垣島 なかゆくい

最後の晩は豪勢にステーキをいただきました!
4日間ごちそうさまでした。

 明日は千葉に帰ります。~八重山諸島旅行記(完)~