TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

還暦原点考察1~茜秋時代とは~

来月60才を迎えようとしている今、私の次なる物語の構想は未だ真っ白、白紙である。
ただ、思い描くイメージは茜色に染まっている。
それはきらきらと輝いた夏の太陽が傾き、そよと秋の風が肌に感じ、西に沈みゆく太陽が染める空の色。

この間、チコちゃん(TV)でやってたけれど、、「春は青いから」青。
中国古来から伝わる陰陽五行で季節ごとに色が決められており、春には青が当てはまるからだそうであります。
人生を四季で表すと青春・朱夏・白秋・玄冬。
つまりは秋は白となる。

しかしながら。
青龍・朱雀・白虎・玄武。
東・南・西・北。
西が白は私には馴染まない。私の西空は茜色がふさわしい。(と考える)


陰陽五行思想によると青春は15才~29才だそうである。
30才~44才が夏。
45才~64才が秋。
65才~が冬。(と決まっているようである)

されど、この高齢化社会においては昔のままこの陰陽五行を当てはめるのはいささかずれが生じているのではないか?(と思う)
平成30年版高齢社会白書(内閣府)(こちら)によれば1960年(私の生年の翌年)と2015年(私が56才の年)と平均寿命は次のとおりである。
1960年(男)65.32才 (女)70.19才
2015年(男)80.75才 (女)86.99才
ざっくり24%寿命が延びている。(あくまでもざっくり論である)

では先に書いた陰陽五行の春夏秋冬の年齢を当てはめると次のようになる。
15才~29才 ⇒ 18才~36才(春)(青春)
30才~44才 ⇒ 37才~55才(夏)(朱夏)
45才~64才 ⇒ 56才~79才(秋)(白秋)
65才~   ⇒ 80才~  (冬)(玄冬)

つまりは還暦は今まさに人生の秋、真っ盛りとなる。
であるならば、私は、私の人生の秋を茜色としよう。(と決める)
よって私はこれから20年、80才までの秋を『茜秋時代』と位置づける

さて、ならばこの20年間、『茜秋時代』を如何に生きるか。
どう落日してゆくか、が問題である。(本稿「還暦原点考察」後日に続けます)

・・

昨日、息子の嫁さんの実家のご両親との顔合わせ会、無事恙なく終えました。
失礼がなかったなら良かったのですが・・。
ちょっぴり気になります。

息子に写真をメールしてあげたが、息子からは一言も連絡なし。
ひとことすぐに礼があれば安心するのに。
この辺がまだまだだよなぁ・・息子。

ともあれ。

新しい二人の門出に幸あれと祈ります。
おめでとうございました。

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定年前後。やりたいこと。やっておかなければならないこと。

さて。
定年の日まで有休に入った私ですが、実感があまりありません。昨日今日はふだんの土日のような過ごし方をしました。会社の有志が来週末に私の送別会を企画してくださっているため、でしょうかね。
私の中に、会社勤めがまだどことなく終わっていない、部分があります。

とは言え、昨夜は久しぶりに(今年初めて)平日にもかかわらず野球観戦に行きましたし、また今日は妻と二人、これまた平日の昼日向、百貨店に買い物に出かけてきました。
・・つまりは確実に私は長い休みに入っているのです。

その昔、学生の頃長い休み(夏休みとか)はあっという間に過ぎました。
今この有休期間もあっという間に過ぎゆくのでしょう。

ならば。
60年間のご褒美と言えるようなこの期間、計画的に有意義に過ごしたいと思います。
やりたいこと、やっておかなければならないこと、はたくさんあるのですから。

・・

やりたいこと。やっておかなければならないこと。

・定年退職の諸手続き。
・これからどうするか、考え方向性を定める。
・FPの勉強。
・イタリア旅行の準備。
・断捨離。などなど。

・・

明日は息子の結婚相手のご両親との顔合わせ会です。
万事恙なく進みますようにと願います。

定年の日まであと50日。Note

昨日、最終出社日を終え、今日から有休に入りました。
5月末日まで長い約50日余りの有給休暇となります。
(一昨日から昨日の最終出社のことを記録しておきます。)

一昨日の午前中、支店に現在当社で建築中のお客様がご夫婦でお見えになり、
定年退職する私に「〇〇さん(私)には大変世話になった」とありがたいお言葉とともに、記念品と大きな花束をいただきました。
お客様のほうからこのようなお気持ちを頂戴するのは請負業者として立場的に心苦しくも感じましたが、本当に感謝しているというお話をいただき、営業マンとして精一杯頑張ってきた自分への天からの褒賞として受け止めて、ありがたく拝受いたしました。
建物の構造規模仕様、事業計画、融資付け、税務面のご相談、建物管理運営、ご要望、ご疑問点をひとつひとつ丁寧に解決して、同業他社との競合の上、当社にご発注いただいたこと、そして無事着工し順調に現在施工が進捗している様子、などを思い出を交えて語らっていただいた上、最後に「お体を気を付けて」と握手をしてくださいました。
ありがとうございまいた。心より感謝御礼申し上げます。

・・

その来客の後。
すでに記入してあった定年退職における書類一式を直属の上司にご確認いただきました。
退職届(社内書類)。
直筆の退職届。
誓約書。
業務引継書。
通勤定期の清算書。
退職所得申告書。etc..
それらの書類は東京の本店総務部へ夕方持参いたします。

昼食後、上席者にご了解を頂いた上、いったん自宅へ立ち寄ることにしました。
というのも午前中お客様よりいただいた花束。とても大きな花束だったんですよね。生まれて初めてこんな大きな花束を抱きました。これを長く持ち歩いて本店に行くのはたいそう難しそうだったからです。
(とは言え片道2時間弱の遠距離通勤の私です。自宅に立ち寄るといってもちょっと立ち寄る、という感じではありません。最寄り駅まで妻に車で来てもらい、駅で手渡ししました。)

・・

夕方、本店へ。
総務部に立ち寄り、総務部長に退職書類一式を手渡し。
総務部長は軽くチェックし、確かにお預かりしました。との言葉の後立ち上がり、深々と頭を下げて「長い間お疲れさまでした」と。
私も深々と頭を下げ「ありがとうございました」と一礼しました。

夕方5時に上席役員のもとへゆき直々に退職金の明細を手渡しいただきました。
その後社長、専務、役員の方々、本部長クラスの方々、と順にご挨拶をさせていただきました。
設計部、見積部、関連会社、など各部も周りました。
みな、本当に優しい言葉をかけてくださり、ありがたく感謝の気持ちでいっぱいになりました。

上席役員から「一杯行こう」とお誘いを頂き、さらにその上の役員と営業本部長、設計部長、見積部課長、6人で飲みにいきました。
一軒二軒とはしごし、翌日が最終出社日というのに、最後は上席役員と営業本部長と3人で夜更けまで延々と飲んでしまいました。
ご馳走になりました。ありがとうございました。

・・

そして昨日朝。
数時間しか睡眠をとれませんでしたが、一番に支店に出勤し、すでにほぼ片づけて整理されている机に座りました。
(今日で終いだな・・)といささかしんみりしながら、みなの出勤を待ちました。
8時過ぎよりひとりふたりと出勤してきました。
私は一人一人出勤する都度、「おはよう」と声をかけました。
8時半前にはいつもとかわらぬ事務所の風景がそこにひろがりました。

明日もこの風景が繰り返されるのでしょう。
でも明日は私はもういないのです。
私は遠いまなざしでその風景を眺め、記憶に留めました。

朝礼が始まり、そして終わりました。
事務の女子社員が9時に出勤し、全員がそろったところで支店長が皆に声をかけました。
私からの挨拶の場を設けてくださったのです。

~私の挨拶~

不覚にも私は少し涙ぐんでしまいました。
41才の時、転職してきた当時私はこの会社に一人として知り合いはいませんでした。
しかし、、今はこうして私の定年の挨拶を聞いてくださる方々がいる。
皆の視線を受け私はこの会社で生きてきた日々がとてもありがたいものと感じ、その感情が涙腺を震わせたのです。

私の挨拶の後、女子社員から記念品と花束、そして支店の一同が寄せ書きしてくださった色紙を手渡しされました。
ああ、なんという幸せな。ありがたいことでしょう。
私は深々と頭をさげ「ありがとうございます、ありがとうございました」というより言葉がありませんでした。

・・

私の挨拶の後、事務所は忙しい日常の業務に戻りました。
私は事務の女性に手伝っていただき、パソコン、携帯電話、名刺、社章、デスク周りにある品々、など会社に返却すべきものを整理しました。
すっかり片づけて。

9時半ごろ私は「ではこれにて失礼します」と一同に声をかけました。
「もういっちゃうんですか」と言いながら全員がまた仕事の手を休めて立ち上がり、エレベーターまで見送ってくれました。支店長や元直属の部下であった数人は一階のビルの正面玄関まで見送りに来てくださりました。一人一人と私は握手をし、最後の別れの挨拶とお礼の言葉をのべました。
「では、また、」と言って私は駅に向かい歩き始めました。
振り返らず、まっすぐに。

駅までの道は冷たい雨が降っていました。
東京では雪が降っているようでした。
とても寒い日。

ですが、私の心中は、爽やかな心持ちでした。

(新しい次の頁が私を待っている。)

TwilightSmile

あと3日間は『窓際族』

4/10が最終出社日ですので、あと3日で今の会社へ行くのはおしまいです。
月火水。
先週末までに引継ぎや顧客への挨拶回りは終えていますので、この3日間はこれと言ってやることがありません。身辺整理をして過ごすことになります。

会社はすでに私抜きで新しい期をスタートしています。今期は全社的に予算を上乗せしていますし、スタートダッシュが望まれます。忙しい社内、邪魔にならないように私は窓際の席でポツンと座っているよりありません。

まさに『窓際族』ですね、あと3日間は。寂しい感じです。

私が立ち去るのです。
会社としては私を引き留めてくださったのです。
それでも、立ち去ると、私が自分で決めたのです。
浮いた存在は寂しいけれど、それは言ったり態度に表したらいけません。

あと3日。。

・・

近況忘備。
上記の通り、先週いっぱいですべての業務引継ぎ、顧客への挨拶回り、は終えました。挨拶回りではほとんどのお客様に30分一時間とおもてなしいただきました。お祝い(餞別)を頂戴した先もありました。
ほんと、感謝の念でいっぱいです。ありがとうございました。

昨日、長男が週末の『両家顔合わせ食事会』について打ち合わせに来ました。
こちらでちょこっと触れましたが結納なし、結婚式なし、という今風の結婚。
結婚に向け本人たちなりによく考えて着々と進んでいるようです。

5月に入籍とのことで、めでたい令和元年の結婚。
偶然とはいえ、私と妻は平成元年の結婚でして、・・
なんとも感慨深いものがあります。

 

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簿記3級の合格証書を頂いてきました。

(私がするかは未定ですが)起業するなら最低限簿記3級くらいの簿記の知識が必要、とあちこち起業に関するサイトで書かれていましたので、簿記3級試験を受け合格した、っていう話はこちらに記しましたけど、、
4/3日から商工会議所で合格証書を頂けるってことなので、本日せっかくですから頂いてきました。

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受験勉強はこちらのテキストと問題集のみで、テキストは全部読み切りましたが問題集は時間が取れなくて半分くらいしかやれませんでした。

  

 

ですが、無事、95点で合格してました。

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ちなみに簿記2級は目指しません。なぜかと言えば・・
簿記の勉強をちょっとでもやってみたらわかると思いますけど、ともかく正確に仕訳することがまず基本で、この仕訳が時間がかかって問題解くのがめんどくさい。
ほんと経理部の人ってすごいと思います。営業畑で定年までやってきた私には正直2~30分じっと仕訳に時間を費やすのはキツイです。経理部の実務の方に敬服いたします。
ただ、簿記の勉強をやってみて分かったことは、やっぱり、多くの人が言っているように、起業する方は最低の最低限、簿記3級くらいの理解力は必要だなぁということ。でないと決算できないし。貸借対照表や損益計算書も読解できないし。起業とは経営者になること、ですからね、経営者自らが自分の会社の経営状態を理解できなきゃ初めから終わってるでしょうから。ね。

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『賃・管』受験記1「宅建受けたら『賃・マン・管』」

(話は昨年夏に戻ります。)
昨夏熱中症で体調を崩して宅建の勉強が思うように捗らない中YouTubeの動画に救われたって話の頃(こちら)、たまたま見つけた動画がこちら『宅建試験後から管業&賃管W合格大作戦』。動画は2017/09/19 に公開されたものですが、去年の受験生であった私にとってもググっと引きよせられた内容でした。

そう言えば。
たまたま仕事で名刺を交わした不動産屋の店長さんが「賃貸不動産経営管理士」っていう肩書つけてたよなぁと思い出した。
(この資格って何よ?)と検索するとありました。こちら
『国土交通省が掲げる「ストック重視の住宅政策への転換の時代」において、不動産管理の重要性が高まってきている中、社会的に必要とされる資格』『賃貸不動産管理に関するスペシャリスト』『家主や入居者から信頼される資格』『国土交通省告示「賃貸住宅管理業者登録制度」における役割が期待されている』『国家資格化を見据えている(らしい)』

ふむふむ。(勉強ついでにこの資格も取っておくか。)

不動産資格の世界では宅建取ったら『マン・管』(マン=マンション管理士、管=管理業務主任者)と言うのはネットで見聞きしていましたが、『賃・管』と目指すのも日程的に面白いよね。
いやいっそ『賃・マン・管』と受験しちゃおうか?
・・と日程を調べてみたら(昨年ね)、2018年度は、宅建10/21、賃11/18、マン11/25、管12/2と賃マン管が一週間置きに試験となってた。さすがに毎週試験は大変かも?てか、11/25は親戚で集まってどこか行くとか言ってたかも?

うーむ・・。
考えた挙句、上で紹介したYouTube動画のおすすめ通りに「賃・管」と受けることにしました。(あっさり)
(宅建が自信を持って受かるかどうかも言えない時に・・汗)

(※この「賃管受験記」少し続けます)

・・

ちなみに今年(2019年)は宅建10/20、賃11/17、マン11/24(?未発表)管12/1(?未発表)でしょうかねぇ。
宅建を受けられる方はついでに受けることを検討されるといいと思います。なぜならせっかく宅建で勉強癖がついているところ、宅建試験の後、合格発表(12月上旬)までの間無為に過ごすのももったいないので。

 

賃貸不動産経営管理士証が届きました。

そうそう、先週末(3月末)、賃貸不動産経営管理士証が届きました。

申し込んだのが2/19日、宅建士証を手にした日(こちら)だったから、ほぼ40日くらいかかりました。(というか、もともと3末予定だったかも。登録年月日が4/1付けになってます。)
次々と資格を取って登録手続きをしてきたので、どれがいついつどうなっているのかあまり気にしなくなってきてました。汗

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えーと、あとは住宅ローンアドバイザー証と管理業務主任者証が届くのを待っているんでしたね。。定年間近になって慌ただしい日々が続いていて、毎日頭の中にはいろんなことが入り込み、煩雑を極めています。

・・

近況忘備。
4月に入って後任を伴って定年退職する旨顧客に報告し引継ぎの挨拶回りをしています。行く先行く先で私を惜しんでくださる声をかけていただいて、ありがたい気持ちでいっぱいになります。

昨日は仕掛中の案件のオーナー様よりお誘いいただき、おいしい焼肉をごちそうになりました。焼肉屋さんの建替え案件なんですよね。口の中でとろけるやわらかいお肉、とってもおいしかったです。
ありがとうございました。

(あとイタリア旅行までもあと30日になっています。)