TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

迷い道は迷ったまま進むより引き返すがよい

若き日にその当時の先輩が教えてくれた言葉。
私は20代、その先輩は30代半ばだったかなぁ。

今年に入ってから具体的に起業や会社設立、経営についての本を少しづつ読んでます。
40年近く(正確には大学卒業後約38年くらい)サラリーマンとして生きてきた私にとって知らなかったことが多く、起業はそんなに簡単なことではないと痛切に感じています。

生半可な志し、丸腰で、勢いだけで起業することは成功確率が低い、つまり失敗する確率が高い、ということを今更ながら痛感しています。

私は一人ではない。妻がいます。成人して独立していますが子どもたちがいます。
妻は52才、パートで生計を支えてくれています。
長男は今年結婚。娘は一人兵庫県にてサッカーの夢をいまだ描いている。
そうした背景にあるなかで私一人リスクを顧みずに起業に踏み出すのはあまりに思慮の浅い軽率な選択です。

私は考えられるリスクを書き出してみました。
その一つ一つをここに書き表すことは差し控えますが(書ききれないため)、そのリスクに対するヘッジをあやふやにしか思いつかない私がいました。
私は迷いました。
このまま舟を出したらちょっとの波風で舟は傾き沈んでしまう。


そしてタイトルの言葉を思い出したのです。
『迷い道は迷ったまま進むより引き返すがよい』


私は。
描きかけの定年後の設計図を手に取り丸めゴミ箱に捨て、
全く新しい白紙を机に広げる。

いったん引返そう。
今一度出発点に戻りじっくり考え描き出そう。

・・

ということで、定年後の新しい物語は白紙とします。

さてさてどーしましょ、って感じ。
ま、いろいろ勉強しながら考えましょ。

・・

・・

近況忘備。
今日娘からTELあり。
車で事故ったとのこと。
車は使用不可で廃車の見込み。買い替えなきゃならないから少し助けてほしいとのこと。
できる限り補助してあげようとは思うけれど、、にしても、思わぬ出費になるなぁ。
でも、、うん。
けががなかったことの幸いに感謝して、できる限りはしてあげましょね。