TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

非常勤嘱託職員と雇止め

どこかで書いたかもしれませんが、私の今の職場での雇用形態は1年契約の「非常勤嘱託職員」です。嘱託員として私は窓口で市民の方よりの土地建物に関する相談を受けたり、公営住宅の募集や管理の事務をしています。民間企業で、それも営業畑でバリバリやってきた経歴からすると180度転換したような立場で仕事をしています。

この1年契約の「非常勤嘱託職員」、最大で5年までの期間に限り更新が可能です。5年という期間はたぶん雇止めの関係から決まった期間なんでしょう。有期労働契約が更新されて通算5年を超えたら無期転換ルールにかかっちゃうから。私としては5年すると65歳になるため、区切りがいいのでそこで終わりと決まっているのは辞める辞めないという煩わしさがなくて有り難い取り決めです。ただ、5年を待たずに契約更新されずに契約が終了されてしまうこと(いわゆる“雇止め”)もあるわけで、期末になるとさてどうなるものかと不安も持ちます。(ま、雇止めされたらされたで次の世界に進むだけなのでそれほど深刻には考えてませんけれど(^^;)

で、前の年(1年目から2年目にかけて)は、たしか11月ごろに意向を聞かれて「お願いします」として継続雇用となったわけでしたが、今年(2年目から3年目)については一向に意向を聞いてこないから、もしかしたら雇止めか?とうっすら覚悟もしていたのです(実は)。ところが先だって(先週の中頃)いきなり、上席者との立ち話のような話の中で「来期もまた継続して勤めてもらえますか」と聞かれ、「はい、そのつもりです。よろしくお願いいたします」となった。なんとまあ簡単な、と思いましたが、そもそも嘱託員なんてそんなものか、と雇用形態の現実にあからさまに直面して妙に納得した次第です。

ところが。昨日、隣席にいる同じような立場の人からひっそりと話しかけられ、実は今期末で契約延長はないと言われたとのことで、いきなりそういうこと(雇止め)ってあるんだ、とこれはびっくり。言われた当人は能力ある人で自分から辞めて転職も考えられていたので、かえって辞めるとか辞めないとか言わないで辞められるので、気が楽になったとか言ってましたけれど。これが自分だったら・・と思うと何の準備もしていなくて、背筋が冷っとしました。

来年は・・もしかしたらもしかする?こともあるとの前提で、もしかしたらの準備をしておいた方がよいのかな~と思うぐらいの、まだまだお気楽な私です。

(忘備のために記録しておきます)

にほんブログ村【 定年後の暮らし】 シニアブログランキング