TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

今の私に大それた計はない。

今からちょうど5年前、当時の私は『起業』を志していたのです。59歳の私はアナザーストーリーを描こうと思い立って、60歳定年の機会に再雇用辞退して未知の世界に漕ぎだす準備のため様々な資格を取得しようとしていました(こちら)。
翌年人生のパスポートとしていくつかの資格を得て、いよいよ旅立ちという頃にコロナに遭って『起業』は挫折、思った航路は進めずに見知らぬ町に辿りつき(こちら)、そして今傾く西日の中で暮れゆく人生を送っている(こちら)。

これはこれで自分的には面白いストーリーになっているけれど、コロナに遭わず当時考えていた『起業』の道に進んでいたら今頃どんなだっただろうと振り返ると、この道程で発現した間質性肺炎や現在の老いの進行からして、今のこの道が安全であってこれで良かったと思う。もし『起業』してその忙しさの中で間質性肺炎が発現したら、かなりの無理を身体に強いて私の寿命はかなり縮んでいたことだろう。

もっかの私はあと何年生きるか、生きられるかが最大の関心事であって、何か事を起こそうとか何かを成し遂げようとかの大それた計は何もない。あと5年は生きたいと思って(こちら)約2年が過ぎた。この先あと3年はしっかり生きたいと思ってアルコールを控えて(こちら)健康に留意し体力づくりのためチョコザップにも通い始めた(こちら)。

目先来年はこれまで通り、仕事を通じて培ってきた知識と経験を活かし、微力ながら社会に貢献をしていきたいと考えている。とはいえ非常勤嘱託社員の身、来年度の契約はいままだ未定でどうなることやら。来年は安定維持か波乱があるか、静かに思いめぐらす年の暮れであります。

みなさま、良いお年をお迎えください。

 

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