TwilightSmile

 ~ 定年 another story ~

傾く西日の中で(第3章の始まり)

(今更ですが)あけましておめでとうございます。
                          今年もよろしくお願いいたします。

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昨年はコロナで始まりコロナで終わった一年でした。オリンピックもありました。さて今年はどうでしょう。たぶんウイズコロナの時代へ移っていくんでしょうね。そうあらねばなりません。強くそう思います。・・ま、世の中はそれとして。

個人的には昨年人生の大きなターニングポイント(こちら)があって、年を新たにした今、大いに進路が変わってきたように感じています。新しい私のもう一つの物語は、漕ぎだした舟が見知らぬ町に辿り着きそこで生活しているうちに、ふと見上げればいつのまにか日が西に傾いていた、そんな情景にあります。もしかしたら、すぐにすとんと日が落ちてしまうかもしれない、西日を見ながらそんな焦りも感じられます。

今の私は、間質性肺炎という爆弾を抱えているように思えてきています。いつその爆弾が爆発して私の人生が途切れてしまうか分からない。考えすぎでしょうけど、でも危機管理はしておかなければならない、そう、この正月そんなことばかり考えていました。そう考えさせる痛みがこの正月中何度もありました。その痛みはたぶん薬の副作用なんでしょうが。

あと何年私は生きられるのだろう。というか、何年私は生きたい?自問してみた。すると、あと5年はしっかりと生きたい。それが私の出した答えでした。なぜ5年かというと私の妻が60歳になるまであと5年だからです。妻が60歳になるまで私は元気に勤めに出て、妻の年金を私の力で払い終えてやりたい、そう思った。妻の60歳の誕生日は5年後2027年(令和9年)の6月です。なのでそこまでを目標として生きようと思うのです。今から5年後の仮に妻の誕生日が6月30日とすると、今日1月8日からちょうど2000日。カウントダウンはもう始まっている。

そして。このブログでは、これから5年間は1年を1時間として捉えて表現してゆこうと思う。日が西に傾いている今を午後2時として、1年を1時間としたら5年後は午後7時。夏、日が暮れるのは6時過ぎだから例えるにはちょうど良い。そう、今年は午後2時が始まった。日が沈むまであと5時間。夕暮れになる前に、明るいうちにやるべきこと、やらねばならないこと、やりたいことをやっておこう、せつにそう思う。残された時間は少ない。傾く西日の中の午後2時。日暮れまであと5時間。

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ということで。第3章「傾く西日の中で」始まります。 

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