年改まってそろそろ焚き火か、と考えたけれどまだまだ寒いしどーしようかと迷った挙句、温泉に行くことにしました。焚き火をするためにキャビンやロッジを借りても妻と二人で2万円くらいします。近場の温泉で安いところだと一泊2食で1万ちょっとだせば泊まれるので、わざわざ寒い思いをしにキャビンやロッジに泊まって焚き火をしなくてもいいんじゃないかという弱っちい思考に押されての結論でした。焚き火はしたいけれど、、厳寒のなかサバイバルな体験をしたいわけじゃないんで。
で、つらつらと楽天トラベルを探していたらこんなのがありました。
|
50歳以上だけがお得、シニアプラン。曰く「基本のおもてなしはそのまま、ご夕食時に板長からお一人様毎にお任せの一品【お任せの逸品】+【お酒1本】(ソフトドリンク変更可)」
おお、なんとサービスが良いことよ。クーポン利用で夫婦ふたりで2万4500円。
ちなみに昨年11月に焚き火しに行った那須野が原公園オートキャンプ場(こちら)は4人用キャビンを夫婦二人利用で1万9240円。これに肉買ったりなんやかやすると食事代に5000円はかかります。ということは、ほぼ同じくらいの出費で夫婦二人温泉に入っておいしいものを食べて暖かいふとんで休めるってこと。これは温泉、いいかも!ってなるわけです。(焚き火はできないけれど)
ま、そういうことで湯河原の温泉に行ってきたワケです。はい。
(以下、写真付き記事)
2月18日(日)。湯河原までは自宅から車で約2時間半くらいです。今回はただただ温泉宿に泊まってのんびりしようという目的だったで昼前にゆっくりと出かけました。
とは言え、何もせずどこにも寄らずっていうのもなんなので、まっすぐ海沿いの道で直行するのではなく、箱根方面からぐるっと回り道中の観光スポットで休み休みの行程を組みました。
まず立ち寄ったのが箱根大観山。
あいにくの曇り空で富士山は見えませんでした。晴れていればくっきりと富士山の堂々たる姿が見える絶景地なのですが。(手前に広がる湖は芦ノ湖です。)
次に訪れたのが奥湯河原の白雲の滝。これが・・やばかった。
天照山バス停付近に2台ほどの駐車スペースがあって、ここを降りてゆけばよいのだなと軽く考えて降りて行ったのが運の尽き。
これが激ヤバの下り道。あまり人が通らないんじゃないの?遊歩道っぽいが雨水の通り道になっちゃってて、軽い気持ちで滝見物なんて道じゃないです、これ。急だし。どんどんどんどん下ってゆくし。
こんな道を何度も何度も折れながら下りで20分近くかかって、やっとだよ、白雲の滝。60代のただのおっさんが気軽に来れるところじゃないよ。着いたとたん帰り道の登りが辛そうで暗い気持ちになりました。
健脚の方ならお勧めだけど、そうじゃない方は無理して行くほどのとこじゃないかもです。だれもいないし。妻にも不平を言われました・・。
ま、滝は緑の中にあって清々として美しいんですけどね。
帰りはこの急傾斜を昇らなくちゃならんのですから、文句も言いたくなりますって。木の枝を拾って杖にしてえっちらおっちらと休みながら登って、
帰りの登りは30分近くかかりました。もう2度と行くことはないと思います。
あともう一カ所立ち寄り。
椿台という景勝地。源頼朝ゆかりの地「しとどの窟」に通じる道にあります。
初島や遠く伊豆大島が見える景観でした。
・・
さて観光もそぞろにして4時には宿に到着。ゆっくりするんだよ、今回の旅は。
温泉は源泉かけ流し。露天風呂はヒノキの香りが漂う優しい湯でした。
夕食。生ビールはプランの特典です。
2月19日(月)。
翌日の朝食。おかずがいっぱいでおもわずおかわりをしてしまいました。
ということで妻と二人、プチ温泉旅行の巻、でした。